step1転職活動を始める前に…
vol. 1 将来の理想像を思い描く!
小学生や中学生のころ、『将来の自分』というテーマの作文を書いたことはありませんか?企業の面接で自身の将来像を聞かれ、当時と変わらず「サッカー選手!」と答える方はいないと思いますが、先々の自分の姿を思い描くという意味では、小学校の作文と応募前にしておく準備は同じです。
人事担当者が知りたがっているのは、
- 「この人はなぜうちの会社を選ぶのか?」
- 「先々のビジョンをしっかり思い描いているか?」
ということです。
たとえばプロ野球選手を目指している子どもの場合、本気でプロを目指すなら、どうやってプロになるかという過程を考えるだけでなく、プロになった後のことにも夢を膨らませるでしょう。
投手なら最多勝、打者なら本塁打王といったように、より具体的な自分の姿をイメージするということです。
自分が理想とするビジョンと企業が求める人材像がマッチするのが理想的です。
人事担当者は、なんの志もなく働く社員より、他の誰のものでもない自分の将来に向かって努力する人に、自主性や困難を乗り越える力強さを感じます。
それゆえ応募前にやっておくべきことは─
★志望理由と自身の将来像が一致しているかを確認する
志望理由から発展させた形の将来像を描きましょう。したがって面接で将来の話題になったとき、志望理由とつながる説明が求められます。
たとえば
- 志望理由:「事務能力の向上を図り、専門家になりたい」
- 将来像:「実務のスペシャリストとして、後輩や同僚を指導する立場を目指す」
といったように─
★スキルアップなどの目標と、会社への貢献度をリンクさせる
ことが大切になります。そして、ただの理想論ではなく、理想の自分に近づくために努力していることを直接アピールするための舞台が面接だと考えしましょう。
本気の将来像を面接官に伝える。