step1転職活動を始める前に…
vol. 5 転職スケジュールを決める
転職に際してまずやるべきなのは「スケジュールの作成」です。
今日思い立って、明日から新しい職場に、というわけにはいきません。「自己分析」から始まり、「情報収集」「書類作成」「応募」「面接」を経て「内定」を得るのが、一般的な転職活動の流れ。
まずはいつから働き始めるかを決めてしまいましょう。もちろん理想でかまいません。
- 「キリがいいので新年度から」
- 「ボーナスをしっかりもらってから」
でもOKです。
いまの仕事を辞めやすい時期を考える
退職に関する話し合いや、取引先への挨拶・連絡、業務の引き継ぎは予想以上に時間がかかります。ですので、仕事の忙しさに波がある会社の場合、繁忙期を避けて転職スケジュールを組み立てるのがよいでしょう。
長期にわたるプロジェクトを担当するなど、辞めるに辞められない状況にならないよう、職場への支障が少ない時期を考慮してください。お世話になった会社に気持ちよく送り出してもらい、これから共に働く人たちに歓迎してもらうためにも、繁忙期の退社・入社は避けた方がベターです。
いずれにしても内定が出た後の引き継ぎ期間まで含めると、転職先を探し始めてから次の会社に入社するまでは【3カ月から半年程度】を目安にしましょう。具体的な転職スケジュールはこういったイメージです。
■転職スケジュール
〜11月1日までに転職したい場合〜年代別に注意点が変わる
“仕事を変える”と一言でいっても、そこにはさまざまな課題があります。しかもその課題は、初めて転職をする20代と将来的なキャリアを考える30代、より専門的なスキルを磨く40代とでは違ってきます。ほとんどの方が仕事をしながらの転職活動になるでしょうから、日々の忙しさに流されることなく、転職活動全体の流れをつかんだ上で計画的に動くことが前に進むコツといえそうです。
また、現在とは別の職種に転職する場合は、長めにスケジュールを想定しておいた方がよいでしょう。いざ転職活動を始めようと思っても、何から始めればいいかわからないといったことがないよう、時間を有効に使うために自分だけの転職スケジュールを組み立てましょう。
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転職活動期間は3カ月~半年が一般的