step2仕事探しスタート…

vol. 3 心をつかむ履歴書とは？

選考過程でまず発生するのが書類審査。履歴書で落とされると悩む人がいれば、難なく通過する人もいます。
そこにはどんな違いがあるのでしょうか？ まず理解しておきたいのが、履歴書はただの書類ではありません。

履歴書は“自分を映し出す鏡”です

文字は丁寧に、写真は最高・最良のものを用意 してください。
初対面の相手の印象は数秒で決まると言われていますが、履歴書はそれ以上。
パッと見たときの一瞬で決まるでしょう。

ただ、採用担当者は見た目だけを重視しているわけではありません。一般的に「履歴書は手書き、職務経歴書はWordなどパソコンで作成する」とされていますが、これには理由があります。
手書きの履歴書から文字の丁寧さを判断し、職務経歴書を見てPCスキル、事務スキルのレベルを測っているのです。

どうしても自分の字に自信が持てない人はPCを使って履歴書を作成してもよいと思いますが、時間的な余裕があれば手書きで書くことをおすすめします。
採用担当者が見ているのは、文字の綺麗さではなく行間からにじみ出る皆さんの熱意や意思です。

自分を企業側の立場に身を置いてアピールすること

つまり「自己PR」の質を意識しましょう。
企業が期待しているのは「免許・資格」「学歴」といった応募者の“過去”ではなく、その人がいま持っている強みをいかに企業の成長に活かせるかです。 「入社後の夢や目標」「なぜこの会社じゃないとダメなのか」 といった志望動機を明確にし、 履歴書と面接に一貫性 を持たせてください。

面接中または面接前に、採用担当者が皆さんの入社後の活躍を想像し、期待を感じさせるような履歴書を作成しましょう。