step4ただいま面接中…
vol. 1 オリジナルの自己PRを完成させる
さあ面接! 向かい側に座る人事担当者はいろいろな質問をしてきます。
- 「志望動機をお願いします」
- 「あなたの長所は?」
といった一般的なものから、
- 「新聞は読みますか?」
- 「あなたを動物にたとえると? その理由は?」
など、思いがけない角度からの質問も。
面接というのは、自分を売りこむ最高のチャンスです。履歴書を見るだけではわからないあなた自身を、面接官はあの手この手で知ろうとしているのです。
ですからあなたが口下手でも、緊張で“らしさ”を発揮できなくても、会社がなにを知りたがっているかさえつかめばぐっと採用が近づいてきます。
会社が知りたがっているポイントは2つ。
- 会社で活躍するだけの能力(強み)を持っているか?
- そしてその能力(強み)は活躍するのに十分なものか?
どんなお仕事であっても、活躍し、一定の成果を挙げるにはさまざまな能力が必要です。
マネージャー候補であれば管理力、営業で上を目指すなら交渉力、ドライバーには体力も注意力も必要でしょうし、職場に溶けこむ笑顔力を強みにしてもいいと思います。
なにを強みにするか、そもそも自分の強みはなんなのかを整理できないという人は、家族や友人など身近な人たちに聞いてもらうのがいいでしょう。 “聞く”ではないですよ、“聞いてもらう”です。 長所や短所をクリアにして、悩みがあれば原因を明らかにするなど、内面の想いをアウトプットすることで得られる気づきは多いと思います。
自己分析の第一歩は“聞いてもらう”ことです。
そうして気づいたあなたの強みが、会社にとって役立つレベルかをどうかの基準は
「問題を解決していること」です。
「私は○○が得意です」と胸を張る根拠を、人事担当者は把握しようとしているのです。
ですから、あなたの管理能力や体力、笑顔でなんらかの事態を解決した具体的なエピソードをいくつか用意しておいてください。
おおげさでなくて大丈夫。無理に面白おかしくする必要はありません。
あなただけが持っている能力・強みは、最高の自己PRになります。
会社を知り、自分を知る。