step4ただいま面接中…
vol. 3 こんな失敗してませんか?
面接はやる気と熱意をアピールする場所!
ありのままの自分をさらけ出せば、きっと相手もわかってくれる……
そんなふうに考えている方はいませんか?
もちろんやる気をアピールするのは大切です。
あなたが入社後に活躍する姿を想像できなければ、採用担当者もOKは出せないでしょうからね。ただ、それだけでよいわけではありません。今回は、もはや“当たり前”になっている勘違いポイントの紹介です。
「この会社で成長したいんです!」はNG!?
「御社で働くことで一回りも二回りも大きな人間に……」
こうした“成長アピール”は、就職・転職活動でよく耳にします。でも考えてみてください。「成長したい」のは誰ですか?
そう、他ならないあなた自身です。
会社というものは、あなたを成長させるために売上を伸ばし、利益を追求しているわけではありません。
似たような言葉に「多くの人と接することで刺激を受けたい」というものもありますが、これまた採用側(会社)からすれば「どうぞどうぞ。あなたの裁量でどうぞ」ということになります。
「成長したい」という皆さん。その目的は何ですか?
「成長する」という言葉を使うこと、それ自体をダメと言っているわけではありません。
面接の流れでこうした表現が出てくることもあると思います。
あくまで
「志望動機」や「自己PR」
の軸としてアピールするのはいただけないと言うことです。
ここで大切なのは成長する目的です。
死ぬまで勉強をしてそれで終わり?違いますよね。
何か自分だけの目標があって、それを成し遂げるために必要だから「成長したい」のでしょう?
そして「多くの人と接したい」方は人脈 を広げた後に何をするつもりですか?
人脈づくりは目標達成のための手段であって目的ではないはずです。
ようは、自分が目指す目標がそのまま「志望動機」に転用できるとはかぎらないということです。同時に、言葉や表現を変えるなどちょっとした工夫で、自分だけの「志望動機」に変身するはずですよ。
目標は「○○したい」の向こう側にある