step5面接終了。その後に…
vol. 3 家に帰るまでが面接!
「本日はお時間をいただきありがとうございました!」
意気揚々と面接会場を後にして、すぐに彼女に報告メール。
あ、この会社の喫煙所ってどこだろう。入社したら使うことになるし、場所のチェックがてら一服していくかな……。
まさかこんな方はいませんよね?
あなたは見られています。面接官だけでなく、社員の多くが面接に来た人、つまりあなたのことを興味津々で見ています。
会社を出てからも気を抜かない
どれだけ面接の手応えがよくても、会社が見えなくなるまでは面接官に見られている意識を持ってください。
背筋を伸ばし、携帯を見るのも我慢して歩きましょう。
できれば電車やバス等に乗るまでは面接中のつもりで、社会人として恥ずかしくないような行動を心がけるべきです。
- ◆面接会場を出るとき
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- お礼もお辞儀もなく部屋を出て行ってしまう
- 音を立ててドアを閉める
- 社員とすれ違っても挨拶・会釈をしない
- ◆会社内・近辺で
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- タバコを吸う(喫煙所であっても)
- いまさっき終えた面接について携帯で話す
- ネクタイを外す など
帰り支度をしているとき、まるで雑談のように面接官や社員が話しかけてくる場合があります。
話の内容が好きなサッカー選手や音楽・ゲームについてだとしても、けっして油断しないでください。面接はまだ終わっていないと考え、非常識なことを言わないようにしましょう。
その会社の人は、あなたに興味津々です
第一印象がたとえよくなかったとしても、面接中にフォローすることはできます。しかし、別れ際の印象はその後挽回の余地がありません。
別れ際の印象が悪かった人にもう一度会いたいとはなりませんし、ましてや「一緒に働きたい」とは思えませんよね。
面接とはあなたの人となりを見るための時間ではありますが、短時間ですべてを把握、理解することはできません。ですからさまざまな角度からあなたを見て、あなたに関する情報を集めているのです。
そういう意味でも、自ら墓穴を掘らないように注意したいところです。
出会いよりも別れをキレイに!