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step6採用 or 不採用

vol. 4 内定後~入社前の時間の使い方


内定が出た後に皆さんが選べる道は、大きく2つあります。

どちらを選ぶかをまず決めましょう。
(1)の方は、自分に合った会社を見つけるために引き続き頑張りましょう。
そして(2)の方は、入社までの時間を「いましかできないこと」にあてるのがよいと思います。

時間の使い方はあなた次第

一概には言えませんが、内定を承諾してから実際に働き始めるまでに日数が空く場合があります。会社の都合や状況により、数日~数週間とその期間はまちまちですが、入社前の貴重な時間をいかに活用するかで入社後の成長スピードやモチベーションに影響があるのは間違いでしょう。

たとえば、英会話や資格取得の勉強など、自己研鑚に時間をあてるその姿勢は非常によいと思います。ただ、それらは継続して初めて結果や成果が出るものです。
時間が足りないのを理由に、入社後すぐにやめてしまうような“付け焼刃的なこと”は避けましょう。

また、一部の会社では「事前勤務」と称して内定~入社までに出勤日を設定するところもあります。ですが、法的な解釈は置いておいても、あまり意味があることとは思えません。
「仕事に慣れる」「会社になじむ」という意味では効果があるのでしょうが、そこで知り合いになる人は入社後に会える人ばかり。身も蓋もありませんが、もし可能であれば、内定先とはまったく別の世界をのぞいてみるのがよいと思います。

まったくの異業界の人を紹介してもらう、仕事が始まったらなかなか行けない場所に行くといった時間の使い方はどうでしょう?初めての場所で、初めての人と会うことが、自分自身も予期しない成長を演出する可能性だって考えられます。

内定先への配慮は必要

ただ、場合によっては予定よりも早く出社(入社)するなど、急対応が求められることもあります。ですので内定先とはすぐに連絡をとれるようにしておかなければなりません。数日間でも自宅を離れるような場合は、採用担当者にはひと言伝えておいた方がベターでしょう。

自分の意思で決め、自分の成長を目的とした時間の使い方に難色を示すような会社であればしかたがありません。それまでの会社として受け入れましょう。内定に断りを入れる必要はありませんが、“そういう会社”を選んだ自分の決断を受け入れるべきです。時間は有限です。いかに使うかは皆さん次第。十分に内定先をケアしながらも、自分の成長と会社の成長がリンクするような、有意義な時間を過ごしてください。

【今回のポイント】
いましかできないことをする

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