今すぐ試したい面接アピール

「有能でやる気のある人物像」を目指し、技術や経験、志望度・やる気などをアピールしている方が多く見られました。「根性」や「理知的」など個人のキャラクターを押し出す方は少なく、「やる気があるからなんでもやります!」というような、根性論にひもづいたやる気のアピールは少なくなっているのかもしれません。
また、アピールする要素について男女で差も見られました。男性は「技術や経験」を重視する傾向、女性は「コミュニケーション力」や「志望度」を重視する傾向があるようです。

Q1

どの年代でも技術や経験をアピールする方が多いようですが、年を経るごとにその傾向が強まっていくようです。しかし一方で、やる気やコミュニケーションをチェックされていると感じつつも、十分なアピールができていないという悩みも同時に深まっていくという現実があるようです。
他の世代の人よりも優れているとアピールすることももちろん大事ですが、同じ世代の中ではどのような強みがあるのかという点も重要なアピールポイントになりそうです。

Q2

実際の面接担当者(面接官)500人へアンケートを行ったところ1位、2位はやはり「志望度・やる気」と「コミュニケーション力」になりました。しかし、3位以降には順位に違いがあらわれています。面接官と面接される方との意識にはズレがあるようですが、求められることに対して適切なアプローチを返していくことが面接への近道。面接でのニーズを適切に把握し、確実に表現することができるかが勝負の分かれ目ともなりそうです。

面接でやる気を重要視されていると感じているものの何を言えばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。転職面接では皆さんどのようなアピールをされているかアンケートを行いました。

  • 何でもやれますではなく、これが得意です。と言ったほうが良いと思う。
  • どれだけ、本気度を持った話ができるか 自分という人間を表現できているのかがポイントになってくる。
  • 会社に貢献できる内容と経験からくる要素をアピールする。
  • とにかく求められている職種の内容と 自分がどれだけ仕事を必要としているか、そのためにどのようなことでも やる気であることをアピールする。
  • 自分の気持ちを正直に言う うちに入社してなにをしたいかと聞かれたので、お金を稼ぎたい、だから頑張るし辛抱も勉強もする、と答えたら社長が笑ってこんなこといったのは君がはじめてとその日に決まった。
  • 顧客や取引先を徹底的に分析し、自分がこの会社に入ったら何パーセントの利益を上げられるのかシミュレーションをし 面接で話したことがある。
  • 自分のスキルと会社にとって何ができるのか、実績と評価結果を出すことを前提に話しました。
  • とにかく自分がなぜその職につきたかを簡潔にわかりやすく伝える。
  • 会社側の言うことに肯定的に答えるようにすること。
  • とにかく目をみて話すこと。

  • メキシコシティに支店がある会社で、当時大気汚染が最もひどい世界の町のひとつだと否定的な知識を言ってしまった。
  • 質問し過ぎたらしく、理屈っぽいと思われたようなことがある。
  • 今までの経験を活かせることなどをアピールした。 具体的な説明ができず失敗と感じたことがある。
  • 企業側の質問に対して、必要な返答ができずに、まごついた。
  • やる気が裏目に出て空回り。あまり意気込みすぎるのもどうかと思った。
  • 短くまとめすぎた。
  • 本音を言って失敗した。
  • 圧迫面接のような面接を受けて、面接官とプチ喧嘩した。
  • やる気は余りなかった面接で、他で補填できる点をアピールしようとしたがその意思が上手く伝わらず、自分のコミュニケーション不足の新たな改善点を認識した。
  • 声の大きさ=やる気と誤解していた。
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