ガバナンスとは｜意味や使い方、注目された理由を簡単に解説

よくある質問

ガバナンスが注目された理由

自民党総裁選に真っ先に立候補した岸田文雄氏が「自民党のガバナンス改革を断行します」と宣言したことで注目されました。
ガバナンスの意味は「統治・支配・管理」。
公約として注目されたのが総裁を除く、役員任期を、「1期1年・連続3期」までとすることで、権力の集中と惰性を防ぎます。」と宣言したこと。実質、「二階幹事長外し」と言われた内容で、ガバナンス改革の本気度が伝わる内容でした。

また、日本大学の田中英寿前理事長が5300万円を脱税したとする所得税法違反の疑いで逮捕されたことで、「私立大学のガバナンス改革が必要」という声が大きくなっていることも影響しています。

コンプアライアンスとガバナンスの違い

似たような場面で使われる事が多い「ガバナンス」と「コンプライアンス」。意味を混同してしまいがちなビジネス用語の1つです。文脈からある程度の意味は伝わるかもしれませんが、社会人として間違えた使い方をしないように、違いを覚えておくと役立つこともあるでしょう。

【コンプライアンス】（compliance）
企業活動における「法令遵守（順守）」を指すビジネス用語です。「法令」はもちろんですが、社会常識や社内ルール（就業規則等）、企業理念や社会的責任（CSR）等も含まれます。

ガバナンスとは、このコンプライアンスを維持したり改善していくための「管理体制」のことを指しています。ガバナンスを強化していくことが、そのままコンプライアンスを強化する事にも繋がっていきます。

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ガバナンスの意味・英語とは

英語：governance
意味：統治・支配・管理という意味。主に国をまとめ、治めるという意味で使われます。（企業が自社を管理する場合にも多く使われる言葉で、それがコーポレートガバナンス）