コンプライアンスとは？意味や使い方を徹底解説！

よくある質問

コンプライアンスとは簡単に言うとどういう意味ですか？

直訳すると「法令遵守（順守）」。社会的なルールや規則・法令などを守ることをいいます。
簡単に言うと「悪いことをしなければいい」という話なんですが、現代では会社・社員が起こした不祥事に対して社会全体から非常に厳しい目で見られます。会社の規模に関わらず、誰かが何か不祥事を起こしてしまう可能性がある。
たった一人の引き起こした不祥事で会社全体の信頼が失われてしまう事態を避けるためにも、リスクマネジメントの一環として、社内でコンプライアンス研修等を開いて意識を高めていく動きが求められています。

コンプライアンスの使い方とは？（事例・文例）

立場や所属等によって使い方が変わってきます。
例えば報告／告発の意味での使い方であれば
「取引先のC社でコンプライアンス違反が報告されました」という使い方になります。

広報のポジションであれば「弊社はコンプライアンスを徹底しています」と社員教育として取り組んでいる事を全面に打ち出すでしょう。

社内向けの研修告知であれば「全社員向けのコンプライアンス研修を実施しますので、ご参加ください」。

＜その他、コンプライアンスの使い方／事例・文例＞
・全社員に向けたコンプライアンス研修を行います。
・コンプライアンス違反を起こさないように、日頃の教育が大切だ。
・弊社ではコンプライアンスを重視して、定期的に研修を行っています。

コンプライアンスとガバナンスの違い・使い方

コンプライアンスとセットで使われる事も多いガバナンスの意味は「管理・統制」。
ビジネスの場では会社内での管理体制について触れる場合に使われます。よく聞く言葉としては「コーポレートガバナンス」ですね。「企業を統治する仕組み」という意味で、例えば不祥事があった際に第三者を監査役に任命する、という事例も該当します。
【ガバナンスについて詳しく調べる】
ガバナンスとは｜意味や使い方、注目された理由を簡単に解説

＜ガバナンスの例文＞
ニュースを見ていると、多くの企業でガバナンスが効いていないことがわかる。
※「ガバナンスを強化する」「ガバナンスが効いていない」といった表現はよく使われます。

＜コンプライアンスとガバナンスを使った例文＞
コンプライアンスを徹底するためには、社内のガバナンスが欠かせない。
（ルールを守って企業活動を行うためには、社内の管理・統制・統治が必要、という意味）

コンプライアンスの英語で言うと

complianceです。