ドラッグストア薬剤師の求人|転職に向けて仕事内容をチェック!
ドラッグストア薬剤師の求人|転職状況や未経験での就職について
令和元年度の薬剤師有効求人倍率は、5.22倍。ドラッグストア薬剤師に限定した有効求人倍率のデータはないものの、全国的に見て薬剤師は人手不足であることが分かります。
また、ドラッグストア店舗数は年々増加しており、全国各地にドラッグストアは存在しているため、パートナーの転勤やご家族の介護などで転居が必要になった場合でも比較的簡単に働き先を見つけることが可能です。
また「未経験可」「未経験OK」「ブランクOK」の求人も多いため、資格取得後であれば挑戦しやすい職種でもあります。
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そもそもドラッグストア薬剤師とは
ドラッグストアは、調剤薬局と制度上異なる事業体であるため、通常は医療用医薬品を扱うことはできません。
しかし近年では店舗内に薬局を併設するドラッグストアも増えています。こうしたドラッグストアでは、医療用医薬品を扱うこと、医師の発行する処方せんに基づき患者様に調剤をすることが可能になります。
そのため最近は、薬剤師の就職先としてドラッグストアが一般的になってきており、調剤業務以外の幅広い仕事を経験できるという理由で、就職する方も増えています。
ドラッグストア薬剤師になるには
薬剤師国家試験を受験する場合は、受験資格である「6年制薬学部の卒業」「4年生薬学部の卒業+専門の大学院で2年間の履修」のいずれかを満たす必要があります。
資格取得者であれば未経験でもドラッグストア薬剤師を目指すことは可能ですが、これから目指す場合は最低でも6年間、薬学についての知識を学び、受験資格を満たす薬学課程を履修しなければいけません。
例外として、「外国の薬学部を卒業している」もしくは「外国で薬剤師免許を取得している」場合で、日本の薬学課程修了と同等の知識、技能が認められれば、上記の受験資格を満たしていなくても薬剤師登録をおこなうこともできます。
いずれにせよ、薬剤師国家資格を合格後、地域の保健所などで薬剤師登録申請をしなければドラッグストア薬剤師として働くことはできません。
合格後は速やかに申請をおこない、免許交付を受けましょう。
ドラッグストア薬剤師の給料
年齢ごとの給料推移で確認すると、年齢を重ねるごとに平均の給料は上昇しており、安定した昇給が期待できる職種であることが分かります。
賃金構造基本統計調査内では、ドラッグストアで働く薬剤師に限定した平均年収の統計はありません。
しかし、調剤薬局や病院で働く薬剤師と異なり、店舗スタッフのマネジメントなど店舗を束ねる管理職としての役割を兼ね備えることも多いため、薬剤師の中でも給与水準が高い傾向にあるようです。
ドラッグストア薬剤師の仕事体験談
ドラッグストア薬剤師で働いてよかったこと①
(20代 女性)
街の薬剤師さんというのが私の昔からの夢で、ドラッグストアに就職しました。
ドラッグストアは地域の人と多く関わり、おクスリに関する悩みを解決していけます。
そう考えた時、自分の夢である街の薬剤師さんというイメージ通りだなと思ったんです。
実際に働いてみて、自分の想像通りでした。やりがいを持って仕事にあたることができています。
ドラッグストア薬剤師で働いてよかったこと②
(40代 女性)
「地域に根付いた」というのが私の中でキーワードでした。そのためドラッグストア薬剤師として、その地域で貢献できるような薬剤師になりたいと思い、就職しました。調剤薬局長を経て、今ではエリアの薬局長を統括する立場にいます。
より大きなフィールドで地域への貢献を実感できるのでいつもやりがいを感じています。
ドラッグストア薬剤師で働いて大変だったこと
(30代 男性)
想像通り、ドラッグストア薬剤師として、他とは違う経験をさせていただきました。
自分が経験したかったことではあるのですが、新しいことに挑戦するのはやっぱり大変でしたね。
宣伝用のポップを書いたり、SNSを利用した集客に関係することができたりと、想像以上に色々な業務を任されます。
新しいことに対して、どこまで柔軟に吸収していけるかが大事かもしれないですね。
よくある質問
- ドラッグストア薬剤師はきついと聞きます。具体的に何がきついのでしょうか?
- ドラッグストア薬剤師が他の薬剤師と比較するときついと言われる理由には、ドラッグストアという事業体としての特徴が関係しています。
第一にあげられるのは、「年中無休の店舗が多く年間休日数が少なくなる」ということ。
シフト制での勤務ですので、土日に休むことは難しく、年間休日が100日程度になることもあります。 - ドラッグストアで勤務すると薬剤師としてどのようなスキルが身につきますか
- 接客業務、販促業務、マネジメント業務を通して調剤業務以外のスキルを身に付けることができます。
調剤薬局や病院で勤務する薬剤師の場合、来院されるお客様は処方薬の受け取りが目的のため、勤務のほとんどの時間を調剤業務が占めることになります。
しかし、ドラッグストアの場合は、日用品やOTCの購入を目的としているお客様も多く、接客業務に従事する場面も増えます。
店舗の売り上げアップを考えおこなう販促業務やサービス向上のための接客業務などを通して、他の職種でも役立つ汎用的なスキルを身に付けることができます。
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ドラッグストア薬剤師のキャリアアップ
ドラッグストア薬剤師の場合、調剤業務のほかに販売スタッフとして接客、販促業務に携わることとなります。
こうした日常業務の中でマネジメント経験、販売経験などを積んでいくと管理職としてキャリアアップすることができます。
薬剤師として、調剤の業務を行いながら、管理職として店舗運営を任されることにより、調剤薬局薬剤師、病院薬剤師にはない多様なキャリアを望めます。
また、キャリアアップに必要な資格として『在宅療養支援認定薬剤師』を取得するのもおすすめです。
在宅医療は将来的に需要が高まると言われている分野で、薬剤師は通院が難しく自宅療養をしている近隣の高齢者宅へ訪問して服薬指導をおこないます。
在宅医療業務について専門的な知識を持つことは、薬剤師としてのキャリアアップに繋がるでしょう。 -
ドラッグストア薬剤師のやりがい
ドラッグストア薬剤師は、地域のお客様から頼りにされる仕事です。
ドラッグストアに足を運ぶお客様にとって薬剤師は、体の不調を最初に相談できる存在でもあります。
患者様の健康への悩みや不安を日常的なコミュニケーション、服薬指導などを通して解消してあげられることは、ドラッグストア薬剤師にとって大きなやりがいのひとつです。 -
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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