歯科衛生士の履歴書・職務経歴書ノウハウ
歯科衛生士の履歴書/職務経歴書|転職が成功する書き方のコツ
履歴書
・正しい記入方法を確認する
・項目を漏れなく記入する
・丁寧な文字で書く
履歴書には多くの項目があり、書き方というものがある程度決まっています。
正しい書き方をそれぞれリサーチして、しっかりとルールに沿って記入するようにしましょう。
また空欄があると見栄えが良くありません。
あえて書かなかったのか、記入漏れかの判断がつかないため、「特になし」「貴社の規定に従います」など各項目のルールに則ってこちらも記入していきます。
職務経歴書
・パソコンで見やすく作成する
・職務要約には「その職務で何を身につけたか」を具体的に入れる
・職務経歴には「経験した業務」「経験した役職」を入れる
職務経歴書は、上記のような点を意識して作成できるとよいでしょう。
職務経歴書は履歴書に比べるとある程度フォーマットが自由という特徴があります。
そのため、できる限り自分の職務が効果的にアピールできるフォーマットにすると良いでしょう。
例えば職務経歴書のフォーマットとしては、自分の職歴ごとに記入する「キャリア式」と、時系列で記載する「編年式」の2種類が挙げられます。
どちらの方が自分の経験や職務をわかりやすく伝えられるかを考えてみましょう。
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歯科衛生士の職務経歴書/履歴書|内容の構成
日付/写真/住所、電話番号、Eメールアドレス/学歴、職歴/資格、免許/志望動機、趣味、特技など/本人希望欄
履歴書は上記の項目で構成されるのが一般的です。フォーマットによってはここに「自己PR」が入る場合もあります。
歯科衛生士の場合は資格の書き方には特に注意してください。
資格欄は、取得日と、正式名称を記載します。歯科衛生士の場合は、「歯科衛生士免許」が正式名称です。
また空欄で提出してしまいがちなのが「本人希望欄」です。
特に記入することがなかった場合にも「貴社の規定に従います」と必ず記入しましょう。
この時、「特になし」と記入するのは間違いなのであわせて注意してください。
職務経歴書
職務要約/職務経歴/活かせる知識や経験、技術/保有している資格/自己PR
職務経歴書は主に上記の項目で構成されています。
職務経歴書は自分が今までどんな業務に携わってきたかを伝えるための書類です。
わかりやすく今現在の自分のスキルやできることが相手に伝わるように意識できるとよいでしょう。
特に一緒に働くメンバーが参加することも多い歯科医院では、職務経歴書で自分のやってきたことをしっかり伝えられるかどうかは重要です。
職務要約は自分の経歴を端的に要約したものを記載します。
もし応募者多数の場合、採用担当者はこの職務要約を読んでから続きを確認するかどうか判断します。
興味を持ってもらい、読み進んでもらうためにも、職務要約は特に力を入れて記載したい項目といえるでしょう。
歯科衛生士の職務経歴書/履歴書|書くときの注意点
・誤字脱字や書き間違いがないかチェックする
・基本情報の事実に間違いはないかチェックする
・空欄がないかチェックする
誤字脱字はやはり印象がよくありません。
あまりにも誤字脱字が多ければ、採用担当者はそのまま読み進むのをやめてしまうかもしれません。しっかりと最終チェックを行いましょう。
また基本情報の間違いや空欄がないかどうかの確認も大切です。
履歴書を提出して後悔しないためにも、事前に必ず確認しておきましょう。
職務経歴書
・誤字脱字がないかチェックする
・職歴や在籍期間、社名などの情報が正しいかチェックする
・自己PRを書く場合は、履歴書の志望動機と整合性をつける
職務経歴書では、在籍期間や社名などの情報に誤りがないかをしっかり確認します。
「面接の場で初めて間違いに気づいた」ということがないようにしましょう。
職務経歴書に自己PRを記載する場合は、志望動機と矛盾はないかも確認します。
面接の場ではこの2つはよく聞かれる質問でもあります。
矛盾が生まれてしまわないように気を付けましょう。
歯科衛生士の職務経歴書/履歴書|面接で聞かれる箇所
履歴書でよく聞かれる箇所は、やはり志望動機でしょう。
歯科衛生士は様々な職場で働くことのできる職種です。
そのため、「なぜうちの歯科医院なのか」「なぜ前職の病院ではだめなのか」といった点に明確に応えられる志望動機が作成できると、説得力が生まれます。
歯科衛生士としてなぜ応募先を志望しているのかをしっかりと考え、面接で答えられるようにしましょう。
職務経歴書
職務経歴書では今までのキャリアを記載します。
自分がどのようなキャリアプランを持って業務に励んできたのかを面接官は特にチェックします。
志望動機で伝えた希望と矛盾はないかも、職務経歴を見ることで判断できる場合もあります。
自分の職務経歴をしっかりと整理し、歯科衛生士としてどのようなキャリアプランを持っているのかを明確に伝えられるよう事前に準備しておきましょう。
歯科衛生士の履歴書職務経歴書の仕事体験談
履歴書例文(志望動機)①
(20代 女性)
より患者様に近いところで悩みを解決していきたいと感じ、貴院を志望します。
貴院では、地域の歯科医院として地元の方の口腔ケアを積極的に行っています。
私は一つの専門的な業務を行うだけでなく、一人が何役もこなす貴院でもっと患者様の声に耳を傾けられるようになりたいです。
前職では病院の歯科衛生士として3年間業務に励んできました。
病棟患者様への専門的な口腔ケアの実施を主に行っており、専門的なスキルが身についたと自負しております。
この経験を貴院でも活かし、貢献していく所存です。
履歴書例文(志望動機)②
(30代 女性)
より専門的な業務を経験したく、貴院を志望します。
貴院では、その地域で専門的な医療を提供しており、画期的な取り組みを多く行っている姿を拝見してきました。
私は前職で歯科医院の歯科衛生士として口腔ケアに携わっており、少数先鋭で幅広く業務を行ってきました。
しかし患者様の多様化する要望に応えられないこともあり、自分の中で悔しさを感じる時もあります。
貴院でなら自分の理想を叶えられると考えています。
採用された際には、先輩方についていけるように知識やスキルを吸収するだけでなく、前職で培った経験を活かし貢献します。
職務経歴書例文①(自己PR・パート)
(30代 男性)
私の強みは呑み込みの早さです。
前職の歯科医院では歯科衛生士としての業務以外にも多くの仕事がありました。
少数で仕事をこなしていくため、自分の領域以外の業務も経験させていただくことも多く、そのたびに早く仕事ができるように努力を惜しみませんでした。
この強みを活かし、貴院でも少しでも早くお役に立てるように励んでいくつもりです。
職務経歴書例文②(自己PR・ブランクあり)
(30代 女性)
私の強みはわからないことを克服することです。
前職では、業務に詳しい先輩方に囲まれ、かなりプレッシャーを感じていました。
その中でもわからないことは自分で調べ質問をするなどし、できる限りわからないままで終わらせない努力をしてきました。
結婚を機に前職を退職し私にはブランクがあります。
そのため現在はもう一度勉強をし直しているところです。
ブランクがあるため、過去の経験がそのまま活かせるとは考えていませんが、強みを活かし少しでも早くブランクを克服し、貴院へ貢献していきます。
よくある質問
- 履歴書に書くと有利になる歯科衛生士の資格はありますか?
- 老年歯科、在宅療養など様々なシーンで口腔ケアの需要は高まっています。
それを受け、歯科衛生士の各分野での専門性を示す「認定歯科衛生士」という制度が実施されています。
定められたそれぞれの分野で認定を受けることで、より市場価値の高い歯科衛生士として活躍することができるでしょう。
履歴書にこの資格を記載することで、他の応募者と差をつけることも期待できます。 - 職務経歴書に必要な前職の【事業内容】とは何ですか?
- 歯科衛生士の職務経歴書に事業内容を記載する場合には、就業していた職場の主な診療科を記載しましょう。
例えば、「歯科口腔外科」「矯正歯科」「小児歯科」などです。ひと口に口腔ケアといっても、その分野は多岐にわたります。
より明確に自分の職務経歴を伝えるためにも、事業内容を記載することは重要です。
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歯科衛生士の履歴書/職務経歴書を渡すときのマナー
郵送
郵送で履歴書や職務経歴書を送る場合は、封筒の宛名は縦書きが一般的です。
必ず「履歴書在中」と記載し、採用担当者もしくは部署宛に郵送します。
採用担当者へ送る場合は「様」と記載し、採用部署へ送る場合は「御中」と記載しましょう。
メール
もしメールで履歴書が欲しいと言われたら、迅速に送るようにします。
送るのが遅くなればなるほど、志望度を疑われてしまうからです。
ファイルは「Word」、もしくは「PDF」が一般的です。この二つの形式だと、細かな書式設定の変更などせずにそのまま印刷することができ、採用担当者のわずらわしさを省くことができます。
もしセキュリティが気になる場合は、パスワードをかけましょう。
その際には、最初に本文と履歴書ファイルを添付したメールを送ります。2通目では、パスワードを知らせるメールを送るのが一般的です。
手渡し
担当者へ履歴書を手渡しする場合でも、封筒に入れて持参します。
そのまま持って行ってしまうと履歴書が汚れてしまったり折れ曲がってしまったりする恐れがあるためです。
シワやシミのついた履歴書では悪い印象を与えてしまいかねません。必ず封筒を用意しましょう。
履歴書を手渡しする際には、封筒から取り出します。
またクリアファイルに入れた状態で採用担当者が読める向きにして手渡すのが最低限のマナーです。
面接の場で履歴書を渡す場合は、その場ですぐに履歴書を読むことが予想されます。
そのため少しでも採用担当者の手間を省くためにも、封筒から取り出した状態で渡すのがよいとされています。 -
歯科衛生士の履歴書に施設の敬称を書く時の注意
通常は応募企業への敬称は「貴社」もしくは「御社」を使用します。
しかし歯科衛生士で転職活動を行う場合には病院や歯科医院などへ応募することが多いかと思います。
その場合には、「貴院」「御院」を使用します。
貴院と御院の使い分け
貴院は文書などの書き言葉で使用し、御院は話し言葉で使用します。
例えば履歴書や職務経歴書では貴院を使うのが正しく、面接の場合は御院を使用します。vvvvv -
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