清掃員の正社員求人
清掃員の正社員求人|転職状況や未経験での就職について
清掃は生活に密着した仕事であり、活躍現場は多岐にわたります。
学歴や年齢不問の求人が多く、定年後も働けることから長く正社員として勤めたい場合にはおすすめの職業です。
また転職にあたり必要な資格や経験はなく、未経験からでも十分に正社員採用を目指すことができます。
令和3年度の一般職業紹介状況(職業安定業務統計)によると、清掃業の有効求人倍率は1.32でした。
このように清掃全体での転職状況は良好と言えそうです。
近年では特殊清掃のニーズも高まっており、清掃員の働き口も増えつつあります。
こちらの転職状況も良好であり、未経験でも十分に正社員として活躍できます。
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清掃員とは|仕事内容や職場について
自宅での清掃とは異なり、清掃の専門知識や技術を用いて清掃を行います。
下記は代表的な清掃員の種類と、主な仕事内容です。
・ビル清掃員:オフィスビルや商業施設の清掃
・ガラス清掃員:高所の窓ガラスの清掃
・病院清掃員:病室や手術室、待合室など病院全体の清掃
・ホテル清掃員:客室やフロントなどホテル全体の清掃
・マンション清掃員:マンションの共用部の清掃、管理
・特殊清掃員:自宅で亡くなった方の部屋清掃や遺品整理
清掃員は、特殊な技術や機器を用いて仕事することもあります。
また単に清掃するだけでなく、消耗品を補充したり、部屋の整理・整頓をしたりするなど細かい部分に気を使う仕事です。
【清掃員の職場】
清掃員は施設専属の清掃員として、または清掃会社に所属してさまざまな現場に出向いて仕事をします。
清掃員が活躍する現場は商業施設やオフィスビル、病院や工場などをはじめ、駅や電車・新幹線内、ホテルなど多岐にわたります。
人が利用する場所であればどこでも清掃の対象となるため、生活に必要不可欠な職業なのです。
応募先に求められる清掃員とは
特に清掃は単純なルーティーンワークであることから、もくもくと仕事をこなせる人でないと長く続けるのは難しいかもしれません。
また、決まった時間の中で、病院やホテル、商業施設のように広い現場の清掃をしなければならないため、効率よく仕事をこなせるかも重要です。
さらに清掃は足腰や力を使うため、体力がある人が求められます。
現場によっては寒い、暑い中でも屋外で清掃しなければならないこともあります。
体力に自信がなくとも、健康面に自信がある、健康管理を徹底している人も、応募先から求められます。
清掃員の給料について
ビル・建物清掃員と比較すると以下の通りです。
ビル・建物清掃員 :267.8万円(年収)/20.6万円(月収)
清掃員 :372.3万円(年収)/26.8万円(月収)
清掃員の給料は勤め先や地域によっても大きく差があります。
たとえば現場の多い都市部や、技術・知識の必要な清掃であれば、相場よりも高い給料水準になります。
また正社員はボーナスにも期待でき、パートやバイトよりも給料水準は高くなります。
清掃員正社員の仕事体験談
正社員清掃員の転職体験談:働いてよかったこと
(30代 女性)
パートとして採用され、声をかけていただき現在は正社員として清掃のほか、新人指導やマネジメントも行っています。
オフィスで働いている方たちからの「ありがとう」の一言が嬉しいです。
みなさん結構声をかけてくださるので、「自分も役に立っているんだ」とやりがいを感じます。
正社員清掃員の転職体験談:働いてよかったこと
(60代 女性)
現在は企業で清掃をしており「いつもありがとう」と声をかけていただけるのが嬉しいです。
見てる方は見ていてくださるので、決して裏方の仕事ではないと思います。
そしてなんといっても掃除は楽しく、やればやるほど奥が深くてやりがいを感じます。
正社員清掃員の転職体験談:働いて大変だったこと
(20代 男性)
商業施設で清掃員の正社員になったのですが、アルバイト・パートの方を統括する立場になった直後はとても大変でした。
自分が直接動くのではなく、チームを動かすのは今まであまりなかったからです。
上手くいかず悩んだ時期もありましたが、正社員になって得られたこの経験はとても役に立っています。
よくある質問
- 清掃員として正社員で働くのはきついですか?
- 清掃員として正社員で働くとフルタイム勤務になるため、短時間勤務のパートやバイトと比べると、人によっては体力的にきついかもしれません。
また、清掃員の平均給料は業種全体と比べると、やや低めの傾向にあります。
もちろん企業によっては平均以上のケースもありますが、しっかり稼ぎたい方にとってはきついといえます。 - 正社員清掃員は高卒でもなれますか?
- 清掃員は学歴や年齢不問の場合がほとんどであるため、学歴に関係なく正社員になれます。
厚生労働省のポータルサイト「職業情報提供サイト」によると、ビル清掃は約5割、客室清掃は約6割が高卒での就業です。
正社員になるにあたり、清掃の経験や資格は特に必要ないため、学歴に関係なく正社員になりやすい職業と言えます。
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正社員として働く清掃員のメリット・デメリット
【正社員清掃員のメリット】
清掃員として正社員になるメリットは、景気に左右されにくく長く続けられる職業である点です。
清掃は生活に密着したものであり、清掃員が活躍する現場は多岐にわたります。
たとえ清掃会社や企業の清掃需要が減ったとしても、常勤で知識やスキルも身についている正社員の仕事は減りにくいでしょう。
また清掃員は年齢不問の職業であることから、定年以降も働けられる点が特徴です。
中高年になっても正社員として同じ職場、業種でキャリアを積んでいきたい場合に、清掃員は適した職業といえます。
【正社員清掃員のデメリット】
正社員であれば安定した収入がありますが、清掃員の給料は他業種と比べると低い傾向にあるのはデメリットかもしれません。
また長く働き続けやすい環境ですが、体力が問われる仕事でもあります。
「足腰が痛く歩くのがつらい」「低い場所をかがんで掃除するのがきつい」など、慢性的な疾患を抱えてしまうと仕事を続けるのは難しくなってしまいます。
また清掃員の平均年齢は50代と高く、中には自分の祖父母世代の方もいます。
正社員は新人指導やマネジメントも仕事の1つであるため、若い方であれば自分よりも年上の方に指示や教育をすることになります。
そのため年上の方と話すのが苦手な方にとっては、この点もデメリットでしょう。 -
正社員として働く清掃員が面接で重視されるポイント
清掃員の正社員採用面接で重視されるポイントは、以下4つです。
・清潔感ある身だしなみ
・挨拶がしっかりできているか
・掃除が好きか
・コミュニケーションがしっかりと取れるか
清潔感ある身だしなみでしっかり挨拶できているかで第一印象が決まると言っても過言ではありません。
清掃員は裏方の仕事とはいえ、多くの人と接する機会のある仕事です。
清掃をしながらも周囲に気を配れる人か、清掃が好きで意欲を持って仕事に臨める人材であるかが面接でチェックされます。
面接ではハキハキと明るいトーンで話し、面接官の質問にはきっちりと答えるようにしましょう。 -
正社員清掃員で働くのにあるといいい資格
清掃作業監督者
2日間の講習と試験で取得可能な資格が清掃作業監督者です。
「1級ビルクリーニング技能士」と「建築物環境衛生監理技術者」の資格を取得している方が受験できます。
資格を取得することで清掃現場の監督・責任者として、清掃工程を管理するポジションに就けるようになります。
清掃作業監督者講習会|公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター
【ビルクリーニング技能検定】
ビルクリーニング作業の技能を証明される資格が、ビルクリーニング技能検定です。
1級・2級・3級・基礎級の4階級に分かれている資格で、学科と実技に合格することで資格が得られます。
3級までは、実務経験がなくとも受験可能。
1・2級は現場責任者・リーダーレベルの資格となるため、十分な実務経験を積んでからチャレンジするのがおすすめです。 -
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