けん引免許（牽引免許）とは？取得にかかる費用や難しいといわれる理由、転職に必要な場合といらない場合について

よくある質問

けん引免許（牽引免許）を取得するにはどんな条件が必要ですか？

けん引免許（牽引免許）を取得する場合、大型自動車、中型自動車、準中型自動車、普通自動車、大型特殊自動車のいずれかの免許を保有している必要があります。
さらに、適正検査で以下の条件をクリアしている必要があります。

・年齢
満18歳以上

・視力
両眼で0.8以上、かつ1眼で0.5以上

・色彩識別能力
赤色、青色、黄色の識別ができること

・深視力
三桿法の奥行知覚検査器により、2.5メートル離れたところから3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下
・聴力
10メートルの距離で90デシベルの警告器の音が聞こえること

・運動能力
（1） 自動車などの運転に支障を及ぼす恐れのある四肢または体幹の障害がないこと
（2） 自動車などの運転に支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害があるが、その者の身体の状態に応じた補助手段を講ずることにより自動車などの運転に支障を及ぼす恐れがないと認められるものであること

けん引免許（牽引免許）の試験内容は難しいですか？

「牽引一種免許」の合格率は80％以上と、高い数字になっています。
しかし、免許の取得方法によっては合格率が変わってきます。
合格者の80％以上が教習所の卒業生で、一発合格の割合が低いのです。
一般的に一発合格で免許を取得する場合、数回の受検が必要と言われています。

「牽引二種免許」は合格率がぐっと下がり、20％程度と言われています。
「牽引二種免許」は教習所で教習を受けることができないため、合格率が下がる要因となっています。