【警備員の夜勤】転職・求人
警備員の夜勤業務|メリットやデメリット、仕事内容や働き方について
警備員の夜勤業務は、夜勤手当てがあることで日勤よりも給料が高く、業務内容も比較的軽い傾向にあるとして人気があります。
夜勤であるからと特別な業務があるわけではないため、未経験や無資格からでも働くことが可能です。
夜勤警備員の多くは施設警備や交通誘導にあたることが多く、仕事内容は日勤と大きく変わりはありません。
しかし、人出や交通量も少ないことから、業務内容が日勤と比較して簡単である点が特徴です。
給料も高く業務内容も比較的簡単である一方、夜勤の生活リズムに慣れるまでは大変という特徴もあります。
また勤務形態によっては拘束時間が長く、体力的にきつく感じることもあります。
しかし、その分出勤回数を減らしても、日勤より効率的に稼げる点はメリットでしょう。
夜勤に特化する働き方はもちろん、日勤をメインで月数回は夜勤など柔軟な働き方が可能です。
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正社員とバイトで警備員夜勤の仕事内容は違うのか
また、警備員は以下のように4種類の業務に分類され、警備対象や仕事内容が異なります。
・1号警備(施設警備):施設の巡回や防犯カメラなどの監視
・2号警備(雑踏警備):工事現場やイベントなどの交通誘導
・3号警備(輸送警備):貴重品や高級品の輸送運搬や付き添い
・4号警備(身辺警備):対象者のボディーガード
警備業務の多くは1号警備と2号警備であることから、夜勤警備員の求人も施設警備や交通誘導といった内容が多い点が特徴です。
ここでは、代表的な夜勤警備員の仕事内容をご紹介します。
【施設警備】
施設警備の主な勤務地は、商業施設やオフィスビル、病院などの施設です。
施設警備員として働く場合、夜勤の有無は施設によって異なりますが、24時間体制で警備員を配置している施設は多くあります。
夜勤の場合は施設が閉館した後の施錠や人が残っていないかの確認に始まり、深夜にくる業者対応やモニターチェックなどが主な仕事内容です。
日中の施設警備よりも、対人業務が少ない点が特徴です。
巡回やモニターチェックのような定期業務以外は待機時間となりますが、緊急時はすぐに対応できるよう常に備えておく必要があります。
【交通誘導】
交通誘導の夜勤警備員の多くは、工事現場に配置されます。
なかでも道路工事の現場が多く、片側交通や通行止めにおける交通誘導が主な仕事内容です。
夜間は交通量が少ないため、日中の交通誘導よりも比較的業務が軽い点が特徴です。
しかし都市部などは交通量も多く、現場によって業務量に差があります。
道路での交通誘導の他には、工事現場における車両や通行人の誘導が主な仕事内容となります。
こちらも夜間なので日中の工事現場よりも業務は軽いですが、暗がりや工事現場の眩しさから視界が悪いこともあり、気を抜くと重大な事故につながる恐れがあるため気が抜けない現場です。
夜勤で働く警備員のメリット・デメリット
・夜勤手当により、日勤よりも給料が高い
・人出や交通量が少なく、業務が少ない場合が多い
・ノルマや時間制限がない
夜勤で働く最大のメリットは、収入面です。
夜勤手当がつくことで、日勤よりも高い賃金で働けます。
また、夜間であることから業務も少ない場合が多いです。
勤務形態によっては1回の勤務時間が長い場合もあるため、長時間拘束が苦でなければ、少ない勤務回数で効率よく収入が得られます。
【夜勤で働く警備員のデメリット】
・生活リズムが乱れる
・手持ち無沙汰になることもある
・現場によって業務量に差がある
夜勤警備員は慣れるまでが大変であり、最初のうちは生活リズムの乱れに悩みがちです。
慣れない生活リズムの中で体調を崩してしまうこともあり、体力面で苦労することもあるかもしれません。
たとえ体調を崩してしまっても、急に休めない現場もあるため注意が必要です。
業務内容が比較的簡単である反面、手持ち無沙汰な状態が苦手な方は夜勤に向いていないかもしれません。
ただしやることが少ないと思って夜勤を選んだにもかかわらず、繁華街や人通りの多い大変な現場に配置されることもあります。
現場によって業務量に差がある点は、あらかじめ押さえておきましょう。
夜勤で働く警備員の給料について
地域によっても給料に差があり、交通量や人出の多い地域ほど給料も高くなる傾向にあります。
さらに夜勤手当以外にも交通費や連続勤務手当などがつくこともあるため、求人をチェックする際には手当てについても確認してみてください。
無資格・未経験でもできるのが夜勤警備員の魅力でもありますが、例えば資格手当があればさらに手当てがプラスされ、給料アップに期待できます。
警備員夜勤の仕事体験談
夜勤で働く警備員の転職体験談:働いてよかったこと
(50代 男性)
他の仕事に比べると人と関わることが少なく、居心地が良い環境です。
夜間なので仕事のほとんどは旗や拡声器、無線で知らせる程度なのでコミュニケーションスキルを求められたりしない点はよかったです。
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夜勤で働く警備員の転職体験談:働いてよかったこと
(30代 男性)
時給は夜勤の方が高いので、入る回数を増やすことで給料も上がるのは嬉しいです。
また仕事に関してですが、安全に現場が終わったときは、ほっとするとの同時にやりがいも感じます。
また誘導に協力してもらえた時は本当に嬉しいです。
夜勤で働く警備員の転職体験談:働いて大変だったこと
(20代 男性)
商業施設は移動距離も長く、夜間の巡回は体力面で大変でした。
また施設設備や監視カメラの操作は複雑で覚えることも多く、鍵をかける場所も多かったので慣れるまでは大変で、最初のうちは自分にできるかどうか不安でした。
しかし、一つずつできるようになる毎に自分の自信になり、やりがいを覚えました。
よくある質問
- 警備員の夜勤は楽って本当ですか?
- 夜間は人出や交通量も減ることから、日勤に比べると比較的楽であるのは事実です。
しかしこれはあくまで傾向で、実際に楽か否かは現場によります。
たとえば施設警備であれば夜勤業務の大半は防災センターに待機して、モニター監視や電話対応などを行うだけです。
電話対応もほとんどないため、座ってモニターを見ている時間が大半ということもあります。
しかし人出や交通量の多い繁華街での施設警備や交通誘導は業務も多く、忙しい場合もある点は押さえておきましょう。 - 警備員は夜勤なしで働くこともできますか?
- 実際の求人を確認すると、夜勤なしで働ける現場も多くあります。
そのため家庭と両立したい、体力的に夜勤なしにしたいという場合にも警備員として働くことができます。
ただし、求人では日勤のみとなっていても、入社後に夜勤に入ってほしいと言われる可能性もあります。
勤務形態でトラブルにならないよう、入社前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。
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夜勤警備員のきつい点
【足腰の疲れ】
施設警備員は座っている時間が長い場合が多いですが、屋外の警備にあたる交通誘導は基本的に立ちっぱなしです。
そのため慣れないうちは疲れも感じやすく、年齢を重ねるにつれて足腰へのダメージも大きくなります。
足腰が弱い、体力的に自信のない場合は、施設警備にあたることをおすすめします。
ただし、施設警備でも立哨がメインとなる場合もあるため、仕事内容をあらかじめチェックしましょう。
【トラブル対応】
夜間は人出や交通量が少ないものの、酔っ払いや不審者のような夜間ならではのトラブル対応も発生します。
日中に比べると対応が難しい場合も多く、冷静な判断力や対応力が求められます。
【慣れるまでの生活リズムの乱れ】
これまで夜勤に入ったことがない場合、夜勤に慣れるまでは生活リズムの乱れに苦労するかもしれません。
仕事中に眠い、夜勤明けに寝付けない、体調を崩してしまうなどと悩みを抱える方も少なくありません。 -
警備員が夜勤で働く際の注意点
夜勤警備員が注意すべきは、冬場の防寒対策です。
特に交通誘導は、ほとんどの時間を外で過ごします。
天候不良の場合でも、工事が中止にならない限り出勤しなければならないため、冬場は必ず防寒対策をしましょう。
また、夏場は熱中症にならないようこまめに水分補給するなど、自己管理を徹底する必要があります。
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