生活相談員の転職・正社員求人
生活相談員とは？求人・転職事情｜資格や仕事内容を徹底解説！
【生活相談員とは？】
生活相談員とは、特別養護老人ホームやデイサービスなどで、利用者さんとその家族対して入退所の相談や手続きを行う職業です。
実際に介護を行う職員をケアワーカーと呼ぶのに対し、生活相談員をソーシャルワーカーと呼ぶこともあります。
また、生活相談員は施設によって以下のように配置基準が定められています。
・デイサービス：1名以上
・ショートステイ：利用者100人につき1名以上
・特別養護老人ホーム：利用者100人につき常勤で1名以上
・介護老人保健施設：利用者100人につき常勤で1名以上
【生活相談員の求人・仕事内容】
生活相談員の仕事は、施設の窓口として入居者の受け入れや他機関との連携を行うことで求人も多く掲載されていることが多いです。法令によって仕事内容がきっちりと決められているわけではなく、マルチプレイヤーとして幅広い業務を行います。
具体的な業務内容は働く場所によって少しずつ異なりますが、例えば以下のようなものがあります。
・施設への入退所やサービス利用の開始・中止に関する手続き
・介護職員や地域、各機関との連絡調整
・利用者さんや家族からの相談援助
・ケアプランの作成援助
・介護に関する制度の説明
・サービス担当者会議への参加
このように、生活相談員は連携や調整、相談業務などを主に担当します。また、小規模な施設では、介護福祉士やケアマネジャーと兼務することもあります。
働く場所によって仕事内容が変わるため、臨機応変に対応する能力が求められるでしょう。
生活相談員のオススメ新着求人
特別養護老人ホームの生活相談員
| 仕事内容 | これから入所を考えている、またはすでにご入所されている利用者... |
|---|---|
| 給与 | 月給239,000円〜271,600円 |
| 勤務地 | 東京都青梅市今井（「河辺駅」北口より入間市駅行き・「入間市駅... |
サービス付き高齢者向け住宅の生活相談員
| 仕事内容 | サービス付き高齢者向け住宅（デイサービス併設）での生活相談員... |
|---|---|
| 給与 | 月給251,250円以上 |
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介護老人保健施設の支援相談員
| 仕事内容 | 介護老人保健施設にて支援相談員としての業務全般をお任せします... |
|---|---|
| 給与 | 月給210,000円以上 ※年齢・経験考慮します |
| 勤務地 | 東京都あきる野市草花（JR青梅線「福生駅」よりバス10分、草... |
障がい者支援施設での職業指導員
| 仕事内容 | 障がい者支援施設で、利用者さんの生活や作業を支援していただき... |
|---|---|
| 給与 | 月給197,500円～247,500円 |
| 勤務地 | 茨城県筑西市門井1687-1（協和中央病院様北側） |
有料老人ホームの生活相談員
| 仕事内容 | 有料老人ホームでのお仕事 ・入居者及び入居希望者からの生活相... |
|---|---|
| 給与 | 月給201,000円～211,000円 ※給与幅は経験・能力による |
| 勤務地 | 東京都足立区東伊興1-11-22（東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」西... |
生活相談員になるには資格は必要？
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・社会福祉主事任用資格
社会福祉士と精神保健福祉士は国家資格であり、4年制大学や短大、専門学校で指定の科目を履修すると受験できます。
社会福祉主事任用資格は試験制度がなく、指定の講習を受けることで取得できます。
ただし、地域によっては介護福祉士やケアマネジャー、実務経験が要件になっている場合もあるため、詳しくは各自治体に問い合わせてみましょう。
いずれにしても、福祉系資格を持っておけば生活相談員になれるので、福祉系大学や専門学校に進学するのが最短ルートと言えるでしょう。
生活相談員の働く場所
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・ショートステイ
・デイサービス
・介護付き有料老人ホーム
など
業務範囲は施設の種類や規模によってさまざまですが、連携や調整、相談といった役割を果たすことに違いはありません。
昨今では少子高齢化により介護施設が増加しており、介護保険制度などの専門知識を持った人の需要が高まっているため、生活相談員の活躍の場はどんどん拡大していくでしょう。
また、身体障害者療護施設や身体障害者福祉ホームに勤務するケースもあります。
生活相談員の仕事体験談
生活相談員の求人に応募し、働いてよかったこと
(20代・男性)
生活相談員は専門的な知識が求められる仕事なので、仕事を通して介護や事業所運営に関する幅広い知識が身に付きました。
日々生活相談員としてのスキルアップを実感できますし、今後は自分や家族の生活にも役立つのではないかと思っています。
生活相談員の求人に応募し、働いてよかったこと
(30代・女性)
生活相談員の実務経験はケアマネジャーの受験資格にもなるので、キャリアアップに繋がる仕事です。私は将来ケアマネジャーや施設管理者になりたいと思っているので、そのためのスキルを磨くのにも最適な環境だと思います。
生活相談員として働いて大変だったこと
(40代・女性)
生活相談員は法令で業務内容が決められているわけではないので、線引きが曖昧で施設によっては幅広い業務をこなさなければなりません。
そのため、慣れないうちは何が自分の仕事なのかが分からず混乱することもありました。
よくある質問
- 生活相談員とは大変ですか？
- A. 生活相談員の仕事は入居者の受け入れや各種機関との連携などがメインですが、具体的な業務範囲が決められているわけではありません。中には介護業務を兼務するケースもあるでしょう。
業務範囲の線引きが曖昧で多岐に渡るため、慣れないうちは自分の役割を見失ってしまうかもしれません。しかし、1人でさまざまな業務を行うことでスキルアップが期待でき、キャリアの幅も広がるでしょう。
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生活相談員に必要な資格や役立つ資格
「生活相談員」という資格は存在しませんが、一般的には社会福祉士や精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格が要件になっていることが多いです。
社会福祉士
社会福祉士は、身体的、精神的、経済的な事情から日常生活が難しくなった人に対して、助言や支援を行う国家資格の職業です。
受験資格を得るためには、福祉系大学や短大、専門学校などで指定科目を履修しなければなりません。特別養護老人ホームや介護老人保健施設のほか、障害者福祉施設、医療機関、行政施設などで活躍できます。
精神保健福祉士
精神保健福祉士は、精神に疾病や障害がある人の社会復帰を支援する国家資格の職業です。
社会福祉士と同様に、福祉系大学や短大、専門学校などで指定科目を履修することで受験資格を得られます。
精神に問題を抱えた人を対象とするため、主に病院の精神科や精神障害者福祉施設、保健所などで働きます。
社会福祉主事任用資格
社会福祉主事とは、自治体の福祉事務所で福祉に関するサポートをする仕事です。
公務員として福祉事務所や各種相談所に勤務する場合は、社会福祉主事任用資格を取得しなければなりません。
この資格は試験がなく指定の講習を受けるだけで取得できるため、国家資格と比べるとハードルは低いと言えるでしょう。 -
生活相談員に向いている人
生活相談員は次のような人が向いています。
・さまざまな立場の人に寄り添える
・コミュニケーションをとるのが好き
・責任感が強い
・報告、連絡、相談をまめにできる
・介護や福祉に関心がある
・介護業務も苦にならない
など
生活相談員は施設利用者や家族が求める支援を理解し、相手に合ったサービスを提案、サポートする仕事です。そのため、相手の話にしっかりと耳を傾け、思いやりを持って接することが大切です。
また、介護職員や外部機関との連携業務も多いためコミュニケーション能力も求められるでしょう。さらに、施設によっては介護現場に赴くこともあるため、介護業務もできる人が向いています。 -
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この記事の監修・著者プロフィール（株式会社クリエイト Webマーケティング担当）
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