正社員の転職・正社員求人
正社員の求人|正社員の仕事探しに役立つ面接での自己PR・転職理由
雇用形態には正社員、契約社員、派遣、パートなど様々な働き方の種類があります。正社員とは、企業や事業主から直接雇われ、雇用期間が決まっていません。勤務時間は、フルタイムと言われる正規の勤務時間帯をフルに就業することを基準とします。通常労働の場合、1日8時間労働の週40時間という体制が一般的です。正社員雇用には福利厚生、賞与など企業の設定する待遇を受けることができます。契約社員は、企業等に直接雇用されますが、就業期間が決まっており、1度に契約するのは最長3年という縛りもあります。派遣社員は、労働契約を交わしている派遣会社から勤務先に派遣されます。雇用期間もあらかじめ決まっているほか、同じ職場で就業できるのは3年までです。正社員や契約社員は給与を支給されますが、派遣社員は日給もしくは時給計算になります。パートやアルバイト雇用は、直接雇用で短時間労働やシフト制の勤務です。報酬は時給制で基本的に福利厚生などの待遇が付くところはほぼありません。
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正社員求人・雇用の特徴
正社員雇用では企業側は社会保険に加入させる義務があり、雇用保険や労働保険も基本的に適応となります。同様に厚生年金保険の適応を受ける会社に勤務の場合は、厚生年金にも加入します。正社員として入社すると、会社で行われる研修やキャリアアップのプログラムに無料で参加することになります。企業の方針によって、資格取得補助や資格保持によるキャリアアップを奨励し、スキルに合わせて賞与を支給するなどの待遇措置が行われます。また社員のみが使用できる社員寮や社員保養所、社員割引、などを整備するなど、正社員が働きやすい環境を構築するのが福利厚生の目的です。
正社員雇用の企業のメリット
正社員が多数で運営される企業は、利益や成績も挙がりやすくなります。その理由は、正社員に会社理念と目標が浸透しているためで、企業戦略を理解した人材基盤を固めることができるでしょう。また、正社員であれば部署内に欠員が出た場合、担当者以外でも臨機応変に対応できる知識が備わっていることも利点といえます。同様に、転勤や出向命令が出しやすく、人材管理が容易でることも企業にとってはメリットです。正社員は対外的にも、一貫性のあるサービスや対応から、顧客や消費者へ安定した信用を印象付けることができます。また中途採用などで正社員雇用する場合は、自社の即戦力として実力を発揮してもらえることが期待できるでしょう。
正社員雇用の求職者のメリット
正社員とその他雇用での働き方の違いや注意点
正社員の仕事体験談
派遣→正社員雇用の転職
20代前半男性
大学を卒業後、就職先が定まらず、とりあえず派遣で仕事をし始めました。エンジニアとして派遣会社に登録して、仕事自体に慣れようと思い、いろんなプロジェクトにトライしてきました。2年ほど派遣を続けましたが、正社員で働いている大学の同期が同じようなプロジェクトをこなしながら昇格していることに気が付き、転職を考えるようになりました。正社員で働くようになって将来のビジョンがはっきりしたことでモチベーションが上がり、生活も安定し満足しています。
正社員→正社員の転職
20代後半半女性
新卒で地元の企業に事務で就職しました。3年勤務しましたが、結婚相手の転勤を機に私も離職することになりました。上京して、第二新卒で就活を始めるのにあたり、結婚後産後休暇などの待遇がある正社員雇用を希望していました。前職は一般事務でしたが、経理方面で将来活躍したいと思い、未経験からできる会計事務所などに集中して就活をしました。東京では地方とは異なり企業も多く、正社員雇用で就職がかないました。今は経理の資格を勉強しながら充実した就業ができています。
正社員雇用での2度目の転職
30代前半女性
新卒で小規模の広告代理店に就職しました。正社員でしたが、とにかく少人数体制で雑用も多く、すぐに大手の広告代理店への転職を決意しました。大手は仕事が分業化され前職よりも楽になりましたが、マーケティングなどに取り組むうちに消費者側の意向にももっと触れてみたいという営業職への意欲がわいてきました。結果、広告を担当していた大手の電機メーカーの営業職に正社員として入社することになりました。マーケティングをよく熟知していたこともあり、営業で顧客とのやり取りもスムーズに進めることができました。今はこれまでの経歴を活用しながら、成果を創出できるという自信と充実感に満たされた仕事ができています。
よくある質問
- 一般的な正社員雇用の転職スケジュールは?
- 正社員の転職準備は3ヶ月から6ヶ月を目安に行いましょう。企業研究や情報収集を始めて書類を作成する時間は2週間ほど要します。応募から面接までの時間を1ヶ月から2か月と考え、内定から入社までに1ヶ月から3ヶ月くらいを予定しておくとよいでしょう。転職活動は就業しながらという場合、退職後に行う場合など転職者によって様々ですが、経済面の安定から考えると転職先が決まってから退職するのが安全と言えます。ただし時間面では面接の際などは、現職との両立で忙しくなることが考えられます。内定が決まったら退職届け、引継ぎ、届け出などの退職準備を進めていきます。
- 正社員の転職とその他雇用の場合での大きな違いとは?
- 転職にあたり、正社員と他の雇用形態で最も異なるのは、退社時期と入社時期です。契約社員や派遣、パート雇用では社会保険や労働保険などに加入する義務がないため、必須の契約条件には含まれません。また福利厚生をフルに活用できるのも正社員のみの特権であり、退社はボーナスの有無によって時期を前後することもあるでしょう。また前職の引継ぎや退職届の申請なども必要ですので、内定が決まってから入社までに、1ヶ月から3ヶ月かかる場合もあります。この点でも契約や派遣パートなどで即決採用するケースとは状況が異なると言えます。
- 正社員になるためには、自己分析をどのように考えればいい?
- 正社員になるための自己分析は、キャリアの棚卸と性格分析を重点的に進めてみましょう。社会経験の浅い第二新卒者は、スキルはもとより、企業に貢献できるパーソナリティかどうかという部分を解析しましょう。中途採用者の場合は、これまでに培ったスキルと専門知識がどのように即戦力につながるかというキャリアの棚卸がおすすめです。自己分析は、正社員としての転職を成功させるためだけでなく、長く企業で勤められる適合性を見つけるためです。アピールポイントとなる自身の長所をどのように生かすことで、企業への貢献につながるかというシュミレーションで具体化することが大切です。
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正社員に採用されるために考えておきたいキャリアについて
正社員で採用されるためにキャリアの棚卸で、過去の経歴を詳しく書き出してみましょう。まずは、これまでに携わったプロジェクトや仕事の内容を洗い出します。取り扱っていた商品やサービスもしくは、オペレーションで使っていた機械や使用していたソフトウェアなどすべての詳細を整理します。そのうえで達成できた成果や実績を併記してみましょう。キャリアを考える上で、保有している資格も重要なポイントとなります。公的資格やベンダー資格を始め、専門分野の資格、語学に関するスキルを証明するスコアなどは即戦力につながります。このような実践に基づいた情報を整理しながら、技術系以外の得意分野を分析しましょう。
コミュニケーション能力、業界での人脈の広さ、スケジュール管理やマネージメント、あるいは海外での企業経験などが得意分野に相当します。さらにその能力が発揮された具体例なども併せて文章にしてみるとよいでしょう。企業の採用者は、今後キャリアアップの準備があるかという計画性にも注目します。現在、キャリアアップのための語学学習や新しい資格取得のための学校など、自己投資があれば理想的と言えます。最終的に、仕事で大切と考えるモットーや優先事項を洗い出し、どんなことに焦点を置いて就業するのかという基本概念を整理しておくことが大切です。 -
派遣→正社員の場合の転職理由・伝え方
前職が派遣で正社員へ転職したいという場合は、理由に主体性の感じられる伝え方が効果的です。派遣社員の場合は、決まった仕事を、支持通りにこなしていることで評価されるポジションかもしれません。しかし正社員は、派遣社員や契約社員などに指示を与える立場になります。時間軸やプロジェクトの進捗など、様々な要因を考慮して、自身で考え行動できる能力が必要です。
志望動機では「得意領域を活かしながら、積極的に新しいことにもチャレンジしたい」といった成長へのポジティブな考え方を強調しましょう。また派遣では限られた範囲の仕事であっても、正社員では統括的に把握する能力が求められます。その場合も派遣のスポット的な業務から、「総合的に自身のスキルを発揮したい」というような柔軟性と協調性、視野の広さをアピールすることがが有効的です。正社員と他の雇用の最大の違いは、企業への帰属意識です。派遣では評価につなげることが難しい企業への貢献度を、正社員は満たすことができます。正社員の実績は、直接ボーナスや決算賞与といった金銭面に反映される可能性があります。転職理由に「派遣雇用とは異なり、企業貢献がやりがいにつながる」というようなアプローチがあると非常に好感が持てます。 -
面接での自己PRの仕方
正社員面接の際のアピールでは、自分の強みが企業の戦力になるような伝え方が理想的です。企業の採用者は、自社でどのような活躍を期待できるのか、というところに焦点を当てています。長く勤務できる素質や、会社繁栄のための能力なり精神力を持ち合わせているかどうかがキーとなります。面接では具体的な強みを軸に、実例にまつわる成功のストーリーが伝えられることが、好ましいと言えます。気を付けたいことは、自分の強みの絞り方です。これから入社する企業の運営方針や理念に、自分の強みは貢献するものでなければなりません。事務職では強みだった計算の正確性や処理能力は、異職種では強みとは言えないかもしれません。また一般的なコンピュータースキルは事務作業などの迅速化には貢献しますが、企業の実績に直接反映しない可能性もあります。自己PRのポイントは、企業が求めている理想像を把握できていなければ、ミスマッチになってしまいます。アピールポイントの強みを挙げる際に、もう一度企業研究や分析は掘り下げて行いましょう。また面接に臨む態度も非常に重視されます。ハキハキと話のできる明るい人材はどんな分野でも好感が持てるでしょう。清潔感のある髪型やメイク、スーツ姿で、面接官とのやり取りはハッキリと、ハツラツとした態度で面接に臨みましょう。
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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