就活の自己PRの書き方をチェック！例文や長所、強みの見つけ方をご紹介

自己PRが重要な理由は、自身の強みや長所を伝えることで企業が雇うメリットを把握するためです。
企業側からすれば、「自分」はこれからお金を払って一緒に働く仲間になるかもしれない存在の1人。
そのため、一緒に働いたときのイメージやどのようなレベルの仕事をしてくれるのか、理解することは非常に重要です。
自己PRでうまく自身の強みが伝えられていない場合、企業側が働いているイメージを掴みにくくなります。
就職し、働くことでどのようなメリットがあるのか、どのような強みを活かして会社に貢献できるのかを自己PRで伝えることは重要です。

就活での自己PRの書き方は以下の通りです。

【自己分析で長所と短所を知る】
自己分析で自身の長所と短所を知ることは大切です。
長所と短所がわかれば、どのような仕事に向いていて、どのような仕事が苦手なのかというイメージが企業もあなたも掴みやすいからです。
また企業は、長所や短所を自分が理解できているのかという点をよく見ています。
まずは自身の長所と短所を把握して、企業にどのような結果をもたらすことができるのかを考えることが大切です。

【結論から先に組み立てる】
自己PRを結論から先に述べることにより、企業側に具体的で説得力のある説明ができます。
企業側は、まずはどのような強みや経験を持っているのかが気になるものです。
そのため、最初に結論を持っていくのは効果的です。
結論を伝えたあとに、具体的なエピソードや理由を付け加えることで、魅力的な自己PRになります。
まずは結論、そのあと理由や具体例を出して企業に納得してもらえる自己PRを作成することが大切です。

【強みをどう活かせるか伝える】
強みを伝えただけでは企業は働きぶりをイメージできないため、どう活かせるのかまで伝えることが大切です。
強みをどのように活かせるかを伝えることにより、実際に企業で働いているイメージがわいて、雇うべきかどうかの判断がしやすくなります。
たとえば、人を教育するのが得意とだけ言っても意味がありません。
人を教育することが得意なので、チーム全体のレベルを上げて、仕事がスムーズに進むようにできるなど具体的な部分まで掘り下げましょう。
強みが企業でどのように活きてくるのかを伝えることで、雇ったあとのイメージも掴みやすく、さらに雇いたいと思えるポイントになります。

ここでは就活の自己PRの例文をパターンごとに紹介します。

【サークルのエピソードを交えた例文】
私は学生時代からリーダーシップを発揮できる人材でした。
学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。
サークル長を務めていたバスケットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題となっていました。
そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。
さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の３倍まで伸ばすことができました。
問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

【自分の性格を盛り込む例文】
私は物事に向かって正直に作業できる性格です。
そのため、疑問に思ったことに対して放置をしたり諦めたりすることはまずありません。
たとえば前職でもマニュアル化されているテンプレートに対して、使いにくさや疑問があり、なぜこのようなテンプレートなのかを確認したことがあります。
確認した結果昔からこうだからそのままで良いとの回答でした。
しかし、効率化や見やすさなどを考えると納得がいかず、私は新しいマニュアルを個人的に作成しました。
そして、上司や同じように利用する人に比べてもらい、私の作ったマニュアルの良さを伝えて採用してもらうことに成功したのです。
仕事に素直に取り組むことにより、御社でも改善可能な部分や新しい取り組みをおこなって貢献したいと思っております。

【留学経験を盛り込む例文】
私のアピールポイントは、継続力です。
留学時は学生の中でビリだった英語の成績を、この継続力で学年トップにまで上げられました。
留学当初、私は英語が非常に苦手でした。
しかし、このままでは留学をした意味がないと思い、必ず一番の成績を取ることを目標に掲げました。
授業の後は先生のところに行って勉強を見てもらい、家に帰っても空き時間は全て勉強に充てました。
休日は留学生が集まる勉強会に参加し、英語漬けの毎日を送りました。

この経験から、私は目標に向かって努力し続ける力を身につけました。
貴社の仕事でも、結果が出るまで努力し続けます。