空港保安警備とは?転職・求人応募に必要な資格や向いている人の特徴、やりがいを解説!
空港保安警備とは?転職・求人応募に必要な資格や向いている人の特徴、やりがいを解説!
「空港でお客様の安全を守れる仕事に携わりたい」という方でしたら、空港保安警備への転職を検討しているのではないでしょうか。
空港という場所は世界各国からたくさんの人々が来る場所であるため、危険な荷物が持ち込まれていないか厳重にチェックしなければなりません。
本記事では、空港保安警備とは何か、必要な資格や向いている人の特徴、やりがいなどを解説します。
空港保安警備とは
世界各国には空港があり、日本においてもアジア各国や欧米、豪州、アフリカなど、さまざま国々からの入国があります。
その際に、危険な荷物が持ち込まれていないか、不審な人物はいないか、置き引きやスリが発生していないかなどをしっかりと監視しなければなりません。
そんな業務を行うのが空港保安警備です。
空港保安警備は主に以下の3種類に分けることができます。
【警備業務】
警備業務は、空港内の安全を守れるように、保安警備をします。
先述したように、空港という場所は世界各国から大勢の人たちが訪れるところです。
利用者の安全を守り安心して旅行を楽しめるように、施設内の警備を行うのが警備業務なのです。
置き引きやスリが発生してないか、不審者はいないかなど、空港敷地や空港運航施設などを巡回し、警備を行います。
【接客業務】
接客業務は、迷子になっている子どもを保護したり、落とし物を探したりするのが主な仕事です。
その他、空港利用者が何かに困っているときは手助けをします。
接客業務は空港保安警備の業務の中でも重要であり、利用者が快適に旅行を満喫できるように尽力します。
【検査業務】
検査業務は、安全な空の旅を実現するために非常に重要な役割を担う仕事です。
機内に危険物が持ち込まれないように、手荷物カウンターでチェックを行います。
それ以外にも、保安検査場で接触検査や開披検査などを行うケースもあります。
乗客が危険物を持っていないかチェックする業務なので、とても大切な仕事なのです。
乗客の身体に触れたり、金属探知機やモニターを駆使したりして検査します。
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空港保安警備に必要な資格
【空港警備業務検定2級】
空港警備業務検定2級は受験制限がなく、どなたでも受験することが可能です。
そのため、受験しやすく、都道府県公安委員会が実施している試験に合格するか、特別講習の受講をすることで取得できます。
これは、特別講習の受講は、特定の団体が実施している講習を数日間受講した後に行われる修了考査に合格することで資格を取得できます。
【空港警備業務検定1級】
空港警備業務検定1級の受験資格を得るには、空港警備業務検定2級合格後に1年以上の実務経験が必要です。
合格後に実際に1年以上業務に携わった後、特別講習指定機関による特別講習を修了すれば、資格が取得できます。
2級に比べると難易度が高いですが、チャレンジする価値があります。
空港保安警備に向いている人の特徴
【冷静な対応ができる人】
空港保安警備は、常に冷静な対応ができなければなりません。
そのため、感情の起伏が激しい人、冷静に判断できない人には向いていません。
空港では盗難被害や迷子などいろいろなトラブルが起こる可能性があるため、冷静に対処する必要があるのです。
【責任感がある人】
仕事上、責任感がある人でなければ務まらない仕事です。
利用者の安全を守れるように、責任を持って仕事に取り組める人でなければなりません。
それが、利用者の安心安全につながるのです。
【語学力のある人】
空港には、世界中からたくさんの人たちが訪れます。
ですから、語学力は必須スキルと言えるでしょう。
共通語である英語ができれば、かなり有利になります。
その他、中国語や韓国語などを話せると非常に役立ちます。
【コミュニケーション能力がある人】
空港保安警備の仕事は、何と言ってもコミュニケーション能力がある人でなければ務まりません。
人から話しかけられることも多いですし、迷子になっている子どもに話しかけたり、困っている人に話しかけたりする機会も多いからです。
そのため、人と話すのが好きな人に向いています。
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空港警備の仕事体験談
空港保安警備の転職体験談|働いてよかったこと
[40代 男性]
飛行機の運航の安全に携われていることに、とてもやりがいを感じる点がよかったです。
毎日お客様の安全を守るために仕事しているので、人のためになっていると思えます。
友人や知り合いに職業のことを話すと「すごい」と言ってもらえるので、それもよかったことですね。
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空港保安警備の転職体験談|働いてよかったこと
[50代 女性]
搭乗手続きや手荷物検査などで不安を感じているお客様に安心感を与えられる仕事ですので、この仕事に携われてよかったと思います。
お客様のお悩みや不安を解消できたときに「ありがとうございます」と言っていただけるので、誰かの役に立てたととても誇らしくなります。
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空港保安警備の転職体験談|働いて大変だったこと
[20代 男性]
いろいろな国から多くの方々が訪れるため、手荷物検査をするのが大変です。
当然、危険物がないかどうか慎重に検査しなければならないですし、トラブルも多いのが大変な点です。
飛行機に危険物を持ち込まれないために気を抜くことができなかったのですが、集中力と注意力が身についたのは嬉しいです。
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よくある質問
- 空港保安警備になるにはどうしたらいいですか?
- 空港保安警備をしたい場合、警備会社に就職するのがおすすめです。
また、誰でも受験できる空港保安警備業務検定2級をまずは取得し、勤務後に1級を取得できるようにしましょう。
そうすることで、資格手当てが出るかもしれません。 - 空港保安警備の年収は?
- 令和3年賃金構造基本統計調査によれば、空港保安警備の年収は338.3万円となっています。
大変な仕事の割には低いと感じるかもしれませんが、責任が重くやりがいを持てる仕事なのは間違いありません。
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空港保安警備のやりがい
空港保安警備のやりがいは、「多くの人の役に立てる」「飛行機の運行業務に関われる」という点が挙げられます。
乗客の安全を守れるように尽力する仕事なため、人の役に立てるのがやりがいです。
また、飛行機の運行業務に関われるため、とても貴重な経験ができるのも魅力と言えます。 -
空港保安警備に転職する際の志望動機作成ポイント
空港保安警備に転職する際、適切な志望動機を作成する必要があります。
志望動機が明確でなければ、採用してもらえません。
志望動機では、「お客様の安全を守りたい」ということをアピールしてください。
誰かの役に立てる仕事をしたいならば、責任感の強さを担当者に伝えることが大切です。
警備の仕事経験があれば、それをうまくアピールできるようにしましょう。
「前職で商業施設の警備員として、日々お客様の安全を守れるように尽力しました。
不審物のチェック、不審者への警戒を慎重に行っていたため、空港でも活躍できる自信があります」というように、経験をアピールするのもおすすめです。
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