薬剤師の自己PR
転職が成功する薬剤師の自己PRとは
転職が成功する薬剤師の自己PRに大切な要素は次の2つです。
・応募先の薬剤師として相応しいと思わせる要素
・職場でどのように貢献できるか
薬剤師の業務内容は職場に応じて大きく変わります。
そのため薬剤師すべてに求められる基本的な素質だけでなく、それぞれの職場ならではの求められる素質や技術も存在します。
応募先の職場がどのような薬剤師を求めているかを考えて自己PRを作成することが転職成功に近づく鍵と言えるでしょう。
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薬剤師の自己PRでおすすめのアピールポイント
・応募先へ貢献できる技術や経験
・応募先が歓迎する人柄、長所
前職の経験で薬剤師として「コミュニケーション能力に自信がある」、「持っている資格やスキルが応募先の仕事に直結する」といった場合は応募先へ貢献できるということを強くアピールできます。
このとき大切なのは、単に積んだ経験や得た資格について述べるのではなく、それによって「応募先にどのような貢献ができるのか」を明確にすることです。
スキルやキャリアに自信がないという場合は、この職場で一緒に働いてもらいたいと思ってもらえるような自身の人柄、長所に着目してみましょう。
薬剤師として「勉強熱心」「チームの和を大切にする」「責任感がある」いった人柄は歓迎される一例です。
これらの人柄を述べる際も、その長所が応募先でどう活かされるのかを明確にしておくことが大切です。
履歴書と職務経歴書それぞれの自己PRの特徴
履歴書の自己PRは内容が絞られており簡潔であることが特徴です。
履歴書の自己PR欄はスペースが限られています。
志望動機欄に「こういった長所、特技、資格があるので」と動機を強化する形で記入する自己PRも多いでしょう。
ただ、内容が少なすぎても印象が良くありません。スペースの8割を埋めるほどの文量を意識しましょう。
職務経歴書
職務経歴書の体裁は基本的に自由ですが、履歴書よりも詳細な自己PRを記入するのが一般的です。
職務経歴のあとに自己PR欄を設けるフォーマットが多いので、職務経歴を踏まえた上でアピールポイントを記入すると自然です。
また応募先でのキャリアアップについて触れて、職場での将来像をしっかり描いていることをアピールするのもよいでしょう。
過去の職歴を踏まえ、現在出来る事、未来にやりたい事、と時の流れに合わせられると印象の良い構成になります。
薬剤師の自己PR書き方の注意点
・事実の羅列だけにならないように気をつける
・抽象的にならないよう気をつける
とにかく良いところを伝えようと自身の記録や表彰、成績だけを述べても、採用者の心には響きません。
抽象的な内容を伝えることも同様です。
それだけでは、応募先にどのような貢献ができるのかが全く伝わらないからです。
経験や資格保有という事実を踏まえて、「どのように貢献できるのか」を具体的に記入しましょう
薬剤師自己PRの仕事体験談
病院薬剤師を希望する場合の自己PR例
(30代 男性)
常に向上心を持って、新しい技術や仕組みを学び続けることが私の強みです。
前職の調剤薬局では「オンライン資格確認」の導入チームに立候補し、メンバーで協力して導入の体制を整えて参りました。
現在は医療情報技師の資格取得を目指して勉強中でもあります。
貴院では医療情報のIT化を推進していると伺っており、薬剤師としてそちらの面でも貢献できればと考えています。
薬局薬剤師を希望する場合の自己PR例
(20代 女性)
¥元来、人と接することが好きで接客が得意です。
学生時代は老人ホームでボランティアをしており、前職の調剤薬局では患者さま一人一人のお顔を見てお話を伺い服薬指導を行いました。
直接感謝の言葉をいただいたこともあります。
前職で培ったこの経験を活かし、御社においても患者さまとよい関係を築くことに尽力したいと思っています。
ドラッグストアを希望する場合の自己PR例
(20代 男性)
好奇心が強い性格で、新しいものを試すことが好きです。
また、流行や、人が何に興味を持つのかということも知るのが好きで、前職でも患者さまにお話を伺うのが楽しみのひとつでした。
多種多様な商品を理解し、様々な背景のあるお客様との応対を行うドラッグストアの業務で、この長所を活かしていければと考えています。
よくある質問
- 薬剤師としてのキャリアが短く自己PRできるものがありません。どのように作成すればよいでしょうか。
- 自己PRは薬剤師としての経験だけではなく、長所や特技からでも可能です。
学生時代のスポーツ活動やアルバイト、ボランティア活動から得たものなども自己PRに繋がります。
コミュニケーション能力、問題解決力など、薬剤師として必要なスキルにひきつけて自己PRを作成しましょう。 - 協調性やコミュニケーション能力を自己PRにしたいのですが、他の人と被ってしまいそうです。問題ないでしょうか。
- それが一番のアピールポイントであれば、他の人と被っても問題ありません。
協調性やコミュニケーション能力を体得したエピソードや経験を具体的に述べると、オリジナリティを感じさせることができます。
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面接での自己PRの伝え方
面接での自己PRも基本的には履歴書や職務経歴書と同じことを伝えます。
ただ直接話す方がより多くのことを伝えられるため、詳細な説明ができるとよいでしょう。
また履歴書や職務経歴書と異なることを伝えてしまうと信頼性が損なわれますので、注意しましょう。
事前に書類へ記入した内容を把握しておくとこうしたミスは防げます。 -
転職のミスマッチを防ぐ自己PR
自己PRで自分の人となりを明確に述べる事でミスマッチを防ぎましょう。
採用者、応募者ともに「こんなはずではなかった」となってしまうミスマッチはお互いの理解不足によって起こります。
大切なポイントは「嘘をつかない」ということです。内定が欲しい一心で、本心と異なることを書いてもお互い不幸になるばかりです。
採用者から求められる人物像をイメージして自己PRを作成することは大切ですが、自分が応募先に適正があるか見極めてもらうことも大切です。 -
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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