デイサービスの転職前に求人の仕事内容をチェック！

1人暮らしや夫婦2人暮らしの高齢者の中には、一日中誰とも話さず家で過ごす人も少なくありません。デイサービスは、そんな高齢者が健康的で活気のある生活をするための重要な役割を担っています。たとえば、栄養バランスの良い食事を摂り介助を受けながら入浴することで健康増進につながりますし、スタッフや他の利用者と交流を持つことは脳の活性化に役立つでしょう。そのためデイサービスは、目の前の高齢者の人生を支えるとともに、社会問題の解決に貢献できるやりがいの大きな仕事と言えます。

また、要介護度の低い利用者が多いため、比較的活発な雰囲気で働けるのもデイサービスの魅力です。会話やレクリエーションをして場を盛り上げるといった業務もあるため、人を楽しませることやコミュニケーションが好きな人は、特にやりがいを感じられるでしょう。求人は多く掲載されているので、比較的就職・転職しやすい仕事なのもメリットです。

デイサービスの仕事に就くためには、必ずしも保有していないといけない資格はありません。しかし、介護系資格を取得することで業務の幅が広がったり給料がアップしたりすることも多いです。

デイサービスへの転職をする際は、以下のような資格取得を目指すのがおすすめです。

・介護職員初任者研修：介護職のスタートラインとなる資格。130時間の講義や演習を修了し、試験に合格すれば取得できる。

・実務者研修：介護職員初任者研修の上位資格。450時間の受講が必要。取得すると介護福祉士の受験資格を得られる。

・介護福祉士：介護系唯一の国家資格。実務者研修のほか、指定の養成校を卒業して取得するルートもある。

デイサービスの仕事は無資格・未経験でも転職が可能です。というのも、デイサービスは利用者の要介護度が低いため、資格や経験よりも人柄や適性が重視される傾向があるからです。コミュニケーション能力や洞察力、サービス精神、周囲の人への気遣いなどの適性があれば、経験がなくても比較的スムーズに転職できるでしょう。ただし、仕事の性質上、自動車の運転免許がないと選択肢が絞られてしまいます。

また、デイサービスは日勤がメインなので、子育て中の人や夜勤が難しい人にもおすすめです。残業なし・土日休みの施設も多いため、プライベートとの両立がしやすいでしょう。