保健師の資格取得メリット｜転職に有利な資格

名称独占資格の1つであり、保健師になるには必ず取得しなければいけないのが保健師資格です。
保健師の行動指針を示す保健師助産師看護婦法の第2条では「『保健師』とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。」と記載されています。

・2018年81,4%
・2019年81.8%
・2020年91.5%
・2021年94.3%

各年の合格率の推移は上記の通りです。過去4年の保健師試験の結果を見ると、合格率は約80%~約90%を推移しており、比較的難易度は高くないことがわかります。
ただ、保健師試験が簡単ということではなく、保健師試験の受験資格を得るまでの、学校入学試験や、学校の講義が難しいためこの高い合格率がでています。
合格率が高いからと言って試験対策をおろそかにしても良いというわけではありません。
最短で保健師資格試験を合格するためにも、試験対策は計画的に行うことが肝要です。

長期的な勉強計画をたてる
保健師を目指す学校の最終学年では卒業研究と実習を同時並行で行うため、試験対策だけに時間を割くことはできません。
2、3年次に試験対策のスケジュールを組み、計画的に勉強をすすめましょう。
4年次になり実習や卒業研究で忙しくなっても余裕をもって試験対策に臨むことができます。

試験問題の傾向を把握する
保健師資格試験の過去問から問題の傾向や構成を事前に把握しておきましょう。
試験の構成や傾向を把握することで、普段の授業で学ぶだけではなく、習ったことがどのように試験では出題されるか考えることができます。

過去問を繰り返し解く
保健師資格試験において過去問対策は必須です。過去問を解くことで、試験の内容や構成を把握できます。
過去問を解いたら必ず採点まで行い、自身の苦手分野を洗い出します。
苦手分野を洗い出したら、問題に与えられている得点や頻出度合いをもとに、重要度を順位付けしましょう。
そうすることで、効率よく復習ができます。また、復習をしたら習熟度を確認するためにも同じ過去問を解きなおします。
可能であれば、すべての過去問で100点をとれるのを目標に繰り返し解きましょう。