女性警備員の転職・求人
女性警備員の求人|転職状況や未経験での就職について
近年女性警備員は増加傾向にあり、さまざまな現場で女性警備員の需要が高まっています。
警察庁発表の「令和2年における警備業の概況」によると、令和2年12月末時点での警備員数は58万8,364人、うち女性警備員は全体の6.7%の3万9,532人です。
女性が働きやすい環境を整えている警備会社も増えていることから、今後女性警備員の数もさらに増えていくと予想されます。
警備員は経験・年齢不問の求人も多く、就業にあたり資格も求められません。
そのため未経験からでも就職・転職しやすい点が特徴です。
さらに警備業界は人手不足であることから有効求人倍率も高く、ハローワークの求人統計データでは施設警備員で2.88倍、雑踏・交通誘導警備員で36.07倍です。
女性警備員は未経験からでも就業でき、かつ転職状況も良好な職種であるため、女性の転職先としておすすめできます。
【警備員の仕事を詳しく調べる】
警備員の転職・求人|女性やシニアも活躍できる?仕事内容を徹底解説!
警備員×女性活躍中の転職・求人情報
女性にもおすすめ警備員の仕事とは
男性の仕事というイメージの強い警備員ですが、実は女性でも安心して働ける仕事です。
警備員の仕事は、以下4種類に分類されます。
・1号警備:施設警備
・2号警備:交通誘導、雑踏警備
・3号警備:貴重品運搬警備、燃料等物質危険物運搬警備
・4号警備:身辺警備
なかでも女性が多い警備業務は、1号業務の施設警備と2号業務の交通誘導・雑踏警備と言われています。
施設警備は施設内の巡回を中心に、お客様対応やモニターの監視などを行います。
交通誘導では工事現場における、車両や歩行者の誘導が中心です。
雑踏警備はイベント会場など人が集まる場所で、事件や事故が起こらないよう歩行者や車両を誘導します。
女性が警備員に転職するメリット・デメリット
【女性が警備員に転職するメリット】
女性が警備員に転職する最大のメリットは、現場で重宝されることが多い点です。
女性ならではの柔らかい対応や話しかけやすさがあることで、特に老若男女が集まる施設では女性警備員の需要が高い傾向にあります。
さらに女性トイレや授乳室など、男性が巡回できない場所も女性であれば対応可能です。
男性にはできない警備業務もあるため、女性が活躍できるシーンも多くあります。
【女性が警備員に転職するデメリット】
施設警備は室内勤務ですが、交通誘導では屋外勤務となります。
天候の影響も受けるため、猛暑や極寒の日は立っているだけでかなりの体力を使ってしまいます。
そのため体力的にも、長く続けるのがきついといった女性も少なくありません。
また勤務先によっては夜勤や長時間勤務もあり、生活サイクルが安定しないこともあるでしょう。
ただし、この点はシフトの融通が利きやすい職場を選ぶことで解決可能。
そして、事故や事件を防ぐ立場であることから、巻き込まれる可能性もある点はデメリットといえます。
女性が警備員として活かせる強み
男性にはないやわらかい雰囲気やコミュニケーション能力は、警備員として活かせる強みです。
たとえばお子さまや高齢者も多い施設では、女性警備員が頼られるシーンも多くあります。
特に迷子の対応では、女性警備員であれば子供も抵抗感なく安心して接せられる点は大きな強みです。
女性警備員の数が少ないからこそ頼られることも多く、仕事にやりがいと充実が感じられるでしょう。
女性警備員の仕事体験談
女性警備員の転職体験談:働いてよかったこと
(50代 女性)
子育てをしながら働いていく上で、急遽おやすみをしなくてはならない時があります。
そのような時にも融通をきかせていただき、周りの人々が助けてくれるため働きやすいです。
警備員に対して世間では「女性は働きにくいのでは」とのイメージを持たれがちですが、男女関係なく仕事ができますし、むしろ女性が現場にいることで職場の雰囲気が柔らかく、明るくなったと感謝されることが多いです。
女性警備員の転職体験談:働いてよかったこと
(20代 女性)
この仕事を始める前は、警備は男性の仕事というイメージが強かったのですが、女性が必要とされる場面もたくさんあります。
女性のお客様やお子様連れの多い施設では需要も高く、クライアントから女性警備員を配置してほしいと言われることも多いため、女性というだけで重宝されます。
女性警備員の転職体験談:働いて大変だったこと
(20代 女性)
交通誘導業務についた初日は自分の判断ミスで大きな事故につながりかねないと思い、すごく緊張しましたね。
でも入社して2ヶ月経った今は、業務にも慣れスムーズな交通誘導ができるようになりました。
大変なこともありますが、感謝される場面も多いのでやりがいを感じられています。
よくある質問
- 「女性警備員は未経験からでも正社員として転職できますか?」
- 警備員は資格や経験、年齢不問の求人が多いため、未経験からでも正社員へ転職できます。
警備業界全体が人手不足の状況であり、かつ割合の少ない女性は重宝される人材。
定年後も働ける業界であることから、将来的に長く働き続けられる職へ転職を検討している場合、警備員はおすすめの職種の1つです。 - 「女性警備員も夜勤を担当しますか?」
- 希望する場合は、女性警備員も夜勤を担当します。
施設によっては24時間体制で警備員を配置していたり、夜間の工事をおこなったりすることも多くあります。
夜勤は体力的な負担や生活リズムの面で大変ですが、時給が上がるなど収入面においてメリットがあります。
夜勤の有無については、面接時に確認しておくと安心です。
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女性警備員の求人でチェックすべきポイント
「きつい」「つらい」と聞かれることも多い警備員ですが、女性でも働きやすい職場を見るけるためには求人チェックの段階からしっかりと見極めることが大切です。
施設警備や屋内の雑踏警備であれば体力的な負担も少なく、かつ業務も難しくないため働きやすいといえます。
また未経験から転職する場合には、研修制度や教育制度が充実しているかもチェックすべきポイントです。
求人からわかるポイントではありませんが、合わせて女性が多く在籍している警備会社であるかも確認できると安心です。
女性が多く在籍していればそれだけ女性への理解もあり、育児や家庭と両立しながら働きやすい職場といえます。 -
女性警備員の正社員採用を成功させるには
未経験・無資格からでもできる仕事であるため、女性警備員の正社員採用は難易度が高くないといえます。
しかし確実に正社員採用を成功させるには、「体力面」をアピールすることがポイントです。
体力的に負担の少ないといわれる施設警備でも、施設によっては長時間の立哨や巡回を行うこともあります。
また職場によっては日勤のみだけでなく、夜勤や遅番シフトになることもあるでしょう。
女性は男性に比べると体力的な面で不安視される傾向にあるため、体力面をアピールすることで採用率アップが期待できます。 -
女性警備員の服装について
警備員は警備業法により、制服に規定があります。
業務では支給される制服を着用するため、改めて自分で服を用意する必要はありません。
制服は基本的に男女別で用意されており、なかには女性用にスカートやキュロットを用意している警備会社もあります。
また警備員は接客も伴う仕事であるため、見た目の清潔感が重視されます。
女性であればアクセサリーの着用は禁止されている場合が多く、染髪や長髪も認められていないことがほとんどです。
長い髪は結ぶなどして、すっきりとした印象を心がけましょう。
面接時もこの点を意識して、清潔感ある身だしなみで臨んでください。 -
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