初めての転職活動でも安心!面接や退職手続きなど、転職の流れを詳しく解説
【転職の流れ】初めての転職活動に必要な要素を徹底解説!
初めての転職の場合、まず何をすればいいのか?と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。今回の記事では退職の申し出や応募企業への面接等、転職の流れを解説していきます。
転職したいと思ってもすぐに決まるわけではないので、時間の経過とともに不安を感じるようになっていきます。初めての転職でも慌てないように、事前に理解しておくことで安心して取り組むことができるでしょう。
人生で1つの会社に勤め続ける終身雇用の時代は終わりを迎えています。人生において一度か二度の転職の機会がある方も多いと思います。そういった場面で焦らず・慌てずに済むように、大体の流れを把握しておきましょう。それだけで、安心して取り組むことができるようになります。
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転職の流れを教えてください
応募先の企業によって違いは出てくると思いますが、一般的な流れを紹介していきます。
<転職の流れ>
【ステップ1】転職準備・書類と応募情報作成
自己分析と履歴書・職務経歴書などの応募書類の作成を行います。まずはキャリアと希望の棚卸しや、希望の職種・勤務地でどのような正社員の求人情報があるか、転職サイトでチェックするなど、自分の目指す方向と転職市場がマッチしているかを確認・分析します。
時期によって求人が増減しますので、定期的に探している職種をチェックしておくといいでしょう。
履歴書・職務経歴書は一気に書き上げるのではなく、最終的に応募する企業が決まった後でその企業・職種に見合った内容に変更していきましょう。企業の求める人物像を考え、採用担当者が魅力的だと感じる内容・切り口で書いていきます。
【転職用の履歴書】書き方や例文|手書きとPC作成、どちらがいい?ルールやマナーを事前にチェック!
転職の職務経歴書とは?書き方のコツ
【ステップ2】応募・面接
面接はおおよそ応募1社1回につき1週間程度はかかるため、応募する企業が増えればそれだけ期間は長くなります。選考は1社だけに絞って行うと合わなかった場合に1からやり直しになってしまう為、なるべく複数社を同時に進めることをお勧めします。
近年は新型コロナウイルスの影響もあり、Web面接を導入する企業も増えてきました。1次面接をWeb面接としている企業も多い為、応募者側の移動・交通費等の負担も軽減する傾向があります。
Web面接対応の求人|Web面接のやり方・マナーや注意点
【ステップ3】内定・退職・引き継ぎ
在職中に転職を進めている場合、内定が決まって転職先が確定したら、次の職場に向けて準備を行います。現在勤めている企業で退職の手続きを行い、社内規定等によりますがおおよそ1~2ヶ月間の引き継ぎを行ないます。
(最低でも1か月前には退職を告げる必要があるため、引継ぎ・有給消化等を考慮して最低2か月かかると考えておいた方がいいでしょう)
【ステップ4】転職完了!
※スケジュール期間はモデルケースです。状況により異なりますのでご自身の状況にあったスケジュールに置き換えてご覧ください。
よくある質問
- 【面接の流れ】初めての転職で面接が怖いのですが、よくある質問を教えてください。
- 面接の場でよく聞かれる質問をいくつか紹介します。
(1)自己紹介
面接でまず初めに聞かれる「自己紹介」ですが、企業側はこのとき、応募者がどんな人柄、経歴、説明力を持っているかをチェックします。面接では最初の挨拶のような部分なので、あまり長くならないようにした方がいいでしょう。
※自己紹介は名前、経歴、現在(前職)の職務内容、「本日はよろしくお願いいたします」の結びの言葉で簡潔にまとめます。
(2)職務経歴
転職の面接時には「今までの職歴や経歴について教えてください」と聞かれることが多いでしょう。このとき面接官は、応募者がどのような経験を積んできたのかを知りたがっています。
(3)転職理由/退職理由
面接官から「なぜ転職をしようと思ったのですか?前職の退職理由を教えてください」と質問があったとき、面接官は主に応募者が自分の会社で本当に活躍できるのか、すぐに辞めてしまわないか、転職理由となっている部分を改善しようと試みたかを見ています。
(4)志望動機
面接では代表的な質問で、必ず聞かれると思っていた方がいいでしょう。
「どうして当社を志望したのですか?」と聞いているときの面接官は、応募者の適性を見極めています。数多くある会社のなかで、なぜこの求人を選んだのか、当社の人物像には合うのか、入社後にはどう活躍してもらえそうか、意欲はあるかなどを総合的に判断していきます。
【面接の準備をするなら、この記事をチェック!】
【転職の面接対策/ビジネスマナー】よくある質問は「自己紹介」「長所・短所」「志望動機」「退職理由」 - 【転職の流れ】退職手続きを詳しく解説!
- 転職先から内定をもらったら、まずやることは円満に退職するための段取りです。上司へ提出する退職届などの意思表示の準備をはじめ、退職にあたり自分の業務を引き継ぐための準備、お世話になった現職の同僚や上司・取引先への挨拶など、やらなければならないことがたくさんあります。
転職の手続きについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、初めて転職する人は一度チェックしておくといいでしょう。
転職の退職手続き前に|転職先に内定をもらったらまずやること - 【20代】初めての転職活動で求められる要素
- 社会人経験の浅い20代は基礎学力や素養、人柄、仕事に対する価値観などが重視されます。経験者と未経験者では、どうしても経験豊富な応募者が選ばれる傾向があるため、経験が浅い20代では、業界・職種を絞り込みすぎない方が安全です。幅広い求人に目を向けると良いでしょう。
ただし、業界も職種も変えてしまうと難易度は上がるため、同業界の異職種か異業界の同職種といったように、近い仕事から広げていくのがおすすめです。
20代の転職徹底解説「 20代後半の転職は厳しい?」転職にオススメの職種も! - 【30代】初めての転職活動で求められる要素
- 30代の採用を行う企業では、基本スキルとポテンシャルスキルを焦点に当てている場合が多くあります。
基本スキルにあたるのは、パソコンスキル、ビジネスマナーなど社会人としての一般常識と言える条件が該当します。
ポテンシャルではコミュニケーション能力、マネージメント能力、リーダーシップ能力などが焦点となる事が多いでしょう。
企業側は、これから企業やチームを先導してくれるコア人物を期待して採用活動を行っている場合が多くあります。
30代の転職徹底解説「30代の転職は厳しい?」失敗しないコツも紹介! - 【40代】初めての転職活動で求められる要素
- 40代の転職で主に求められるのは、企画力、提案力、マネジメントといったビジネススキルです。
40代の転職では、具体的にどのような実績をこなしてきたかという点に焦点があたりますので、今までの経験を踏まえて上手く伝えられるように、事前に準備をしておきましょう。
企業によって求められる部分は変わってきますが、40代であれば概ね即戦力として期待している場合が多くあるため、経験してきた内容が採用の判断基準となる企業が多くみられます。
(人材不足の業界では業界・職種未経験の採用を行っている場合も多くあります。求人を探してミスマッチが多い場合は、職種や業界を広げて調べていくことをお勧めします)
40代の転職徹底解説「 未経験だと厳しい?」成功のコツもご紹介!
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転職で失敗しない方法
転職での失敗を防ぐために意識しておきたいポイントをご紹介します。
1. 転職の必要性を吟味する
2. 在職中に転職活動を進める
3. 会社の雰囲気や人間関係を口コミなどで調べる
4. 条件や待遇は遠慮せずにきちんと聞く
5. 自分の希望はしっかりと話しておく
6. 妥協はしない
自分がなぜ転職活動をするのかを明確にし、「これだけは譲れない」というポイントをしっかり確認しておくことが「転職で失敗しない方法」です。 -
転職理由の伝え方・書き方
転職活動において一番悩むのは「転職する理由」をどのように伝えるか、という点です。
「職場の人間関係で退職した場合」「上司のパワハラで退職した場合」「給与に不満があって退職した場合」
退職理由をそのまま伝えても大丈夫だろうか?と心配になるでしょう。
履歴書や面接向けにポイントを紹介します。
【履歴書】
転職理由を記載する場合は一言で簡潔に記載することがおすすめです。
ほとんどの場合は、「一身上の都合」と記載します。
以下に、主な転職理由の書き方をまとめていますので、参考にしてみてください。
自己都合による退職の場合
「一身上の都合により」
契約社員等で契約期間が満了して退職に至った場合
「契約満了につき」
倒産や事業の廃止、自分に非が無い解雇などの場合
「会社都合により」
しかし、転職回数が多い方や長年のブランクがある場合はネガティブな印象を与えてしまうこともあるので、そういった方の場合は少し付け加えて転職理由を記載するといいでしょう。
例えば、「結婚に伴い退職」「親の介護に伴い退職」「キャリアアップのため退職」「他職種への挑戦のため退職」などです。
【面接】
面接では、転職理由をよく問われます。
まずは、あなたが退職した理由を紙に書き出し、その理由にポジティブな肉付けを行っておきましょう。
(1)嘘はつかない
嘘は必ず見破られます。特に自己都合を会社都合と偽ることは絶対にやめましょう。
(2)伝える事を絞る
複数の理由により退職したという方も多いでしょう。ですが、面接で伝える理由は1つに絞り、簡潔に伝えましょう。
(3)対策や具体的行動を伝える
職場環境や待遇などの不満が理由の場合、ポジティブな理由に変換するのも難しいかもしれません。その場合は、原因に対して具体的に起こした行動や対策など改善に努力をしたことを伝えましょう。
(4)やる気と熱意を忘れずに
転職後のやる気と熱意が伝わるような受け答えを行っていく事が重要です。 -
転職者の転職理由(厚生労働省のアンケート調査結果)
転職者が直前の勤め先を離職した主な理由:自己都合が76.6%
その中で自己都合による離職理由は以下のようになっています。
(1)「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」28.2%
(2)「満足のいく仕事内容ではなかったから」26.0%
(3)「賃金が低かったから」23.8%
令和2年・厚生労働省|転職者実態調査の概況
【クリエイト転職の特徴】
1.近場で探せる
2.短期限定求人多数
3.会員登録不要
4.多彩なオプション
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転職活動前にチェック!仕事探しに役立つビジネス用語の記事
社会保険とは何かをわかりやすく解説|種類や加入条件、任意継続など
雇用保険とは?失業保険とは?違いや給付条件、手続き方法を徹底解説
転職の成功率はどれくらい?転職状況と求人について
【転職の失敗談】年代別の失敗事例
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【転職の自己PR】転職の面接や履歴書で上手く伝えるコツ
転職するなら何歳まで?今すぐに転職する人にもこれから転職する人にもおすすめの業界とは
新卒で1年目での転職は厳しい?転職のリスクや成功のポイント
転職のメリット・デメリットを徹底解説!メリットを得て転職を成功させよう
人間関係が理由で転職するのはあり?対処法や転職を成功させるためのポイント
在職中の転職活動は難しい?メリット・デメリットや転職活動の進め方など
【就活の基本まとめ】就活はいつからいつまで?就活の軸の決め方などを解説
就活の軸とは|必要な理由や具体例一覧、軸の決め方や答え方例文まとめ
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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