【転職の自己PR】転職の面接や履歴書で上手く伝えるコツ
【転職の自己PR】転職の面接や履歴書で上手く伝えるコツ
自己PRとは、企業に対して自分の良さをアピールすることです。
特に転職活動では、新卒の就職活動とは異なり、自己PRによってどれだけ自分のセールスポイントをアピールできるかで内定率が大きく変化します。
更に、企業が中途採用で求めている人材を理解したうえでの自己PRを考える必要があるため、新卒採用の際とはまた異なった視点での自己PRを考えなければいけません。
転職の際の自己PRでは以下の点を意識しておくことが重要です。
・応募している職種に関連付けたアピールポイント
・企業が求めている人材を理解したうえでのアピールポイント
・ありきたりではない、独自の視点でのアピールポイント
これらの3つを意識しながら、自己PRの具体的な書き方・伝え方を確認していきましょう。
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履歴書への自己PR書き方
履歴書の自己PRで意識したい点は、内容の簡潔さです。
履歴書では、パッと目を通してもすぐに理解できる自己PRでないといけません。
記入例
・企画立案力
企画部で約5年間、企画立案のスキルを培って参りました。
ただ企画を考えるだけでなく、商品化した後の流れや動きなどを意識しながらユーザー目線で企画立案に尽力してきた結果、自分が企画した商品で販売数3万個突破、売上目標を達成いたしました。
今までの経験や実績を入れ込みながら簡潔にまとめていますね。
書き終えたら必ず誤字や脱字が無いか確認しましょう。
自己PRの書き方/職務経歴書の場合
職務経歴書でも履歴書のように見出しを利用することで分かりやすい内容にできます。
職務経歴書の自己PRで意識したい点は、職務経歴と連動させて実績や強みを記載することです。
経験職種でどのようなスキルを身につけ、それを応募先企業でどのように活かすことができるのかを簡潔に記載しましょう。
職務経歴書の場合、文字数は枠の7~8割程度までを目安に記入しましょう。
内容を盛り込もうと枠いっぱいに記入すると読みづらくなり、あなたのセールスポイントが伝わりにくくなってしまいます。
逆に少なすぎても熱意が感じられず良い印象を持たれないでしょう。
転職先の企業に関連した資格を持っている場合は、自己PRに盛り込むことで他の応募者との違いを明確にすることができます。
自己PRの伝え方/面接の場合
面接で自己PRするとき、重要な点は3つです。
1. 面接官の表情を確認しながら目を見て話す
2. 明るくはきはきと受け答えをする
3. 要点を絞って話す
面接官の表情を確認しながら目を見て話すことや、明るくはきはきとした受け答えは、自己PR以外でも意識したい点ですよね。
自己PRを伝える上でもっとも重要なのは、内容を盛り込みすぎないことです。
面接官に自分をアピールしたいあまり、あれもこれも伝えようと話が長くなってしまう人は多い傾向にあります。
しかし物事をたくさん伝えようとすると本当に伝えたいことが伝わりにくくなります。
自分のアピールポイントを事前に1つ1つ整理しておき、最も伝えたいことを考えておきましょう。
要点を絞る事で面接官に内容をしっかり分かってもらうことができます。
自己PRを考える際には、なるべく伝えたいことをポイントごとにまとめて用意しておきましょう。
自己PR例文①(製造業)
以前は、ライン管理の業務に3年間従事していました。
その中でも人間関係やチームワークを大切にする経験を重ね、勤務していた離職率が最も低くなった実績があります。
良い職場からは良い実績が生まれるように、良い職場からは良い商品が生まれるのだと思います。
転職活動を進める中で、ものづくりの背景には必ず人間が存在し、それぞれが連携を取り合うことで1つの商品を完成させる職業だと知りました。
人間性やチームワークを意識しながら働くことで、御社でもいい職場内関係を築き、素晴らしい商品を生み出す基盤作りに貢献したいと考えております。
製造業の自己PRを書くポイント
製造業の自己PRのポイントは、人間力や真面目さ、仕事の正確さなどです。
前職が製造業である場合は具体的な経験年数や経験内容をアピールするといいでしょう。
未経験の場合は、前職の経験で養った性格や人間性を製造業と関連付けてアピールするようにしてみましょう。
自己PR例文②(事務)
前職は飲食店で調理を担当していました。
接客や調理だけでなく、メニュー考案や単価計算、店舗運営の事務関連にも携わっていた経験があります。
もともと、仕事を正確にこなすことが得意で、事務処理などを行う場合はタスク管理表の作り、処理漏れがないよう注意して業務を行っていました。
事務の経験はありませんが、タスク管理や仕事を正確にこなすスキルを御社の事務職でも活かしていきたいです。
事務職の自己PRを作成するポイント
事務職のアピールポイントとなるのは、仕事の正確さ、人柄、パソコンスキルなどです。
パソコンスキルや関連の資格を持っている場合は自己PRに盛り込みましょう。
未経験の場合は仕事の正確さや、マメな性格なども注目されるポイントなので、そういった点を意識して伝えるといいですね。
自己PR例文③(営業)
前職は服飾雑貨の販売を行っていました。
お客様に合わせたコミュニケーションの使い分けを意識しながら、また来たいと思える店舗作りを意識してきました。
その結果、地域での顧客満足度1位を獲得した経験がございます。
チャレンジ精神をもって店舗のPOPや商品配置を提案したり、自分なりに目標やノルマをもって日々販売職に取り組んでいました。
御社の営業職でもコミュニケーションスキルやチャレンジ精神を活かしながら、よりたくさんの方に利用してもらえるよう貢献したいと考えています。
営業職の自己PRを書くポイント
営業職でのアピールポイントとなるのは、人柄や人当り、明るさ、チャレンジ精神などです。
経験だけでなく人柄を重視している企業が多いため、未経験の場合は受け答えは元気にはきはきと伝えるようにしましょう。
自己PR例文④(エンジニア)
前職は事務職をしており、日ごろからパソコンに触れる機会がありました。
趣味で興味を持ったプログラミングを本格的に学ぶためスクールでエンジニアコースを受講しております。
分からない点は講師に聞く前に自分で試行錯誤して問題解決できる能力を培ってきました。
その結果、今では自走し学習していくスキルが培われたと感じています。
御社のエンジニアとして日々学習意欲を持ち、問題解決能力を活かして、仕事に貢献していきたいです。
エンジニアの自己PRを書くポイント
エンジニアに転職する際のアピールとなるのは、問題解決能力、学習意欲などです。
エンジニアなどの技術職は日々学習の連続であるため、学習意欲や問題解決能力が求められます。
それに加え、エンジニアとしてのスキルがあれば併せてアピールしましょう。
よくある質問
- 自己PRと自己紹介、志望動機はそれぞれ違うのでしょうか?
- 自己PRと自己紹介・志望動機は同じものだと考えられがちですが、全て意味合いは異なります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
自己紹介
自分の概要を簡潔に述べたもの
所属や氏名、専門分野、前職、趣味、特技など
あなたという人間を初対面の面接官に紹介すること
自己PR
今までの実績や強み、自分がどのように御社へ貢献できるのかなど、アピールするもの
志望動機
なぜその職種・その企業で働きたいのか、どのような点に魅力を感じ応募したのかといった、企業を選択した理由を伝えること
似ているようで、どれも異なることが分かりますね。
面接官にどれを聞かれても、その意図をしっかりとくみ取って受け答えをする必要があります。それぞれの違いを理解しておくようにしましょう。 - 未経験の職種に応募する場合どう自己PRしたらよいのでしょうか?
- 未経験職種の自己PRで意識したいポイントは、以下の2点です。
・応募先企業の求める人材や素質
・自身の前職で培ったスキルや人間性
全く違う職種であったとしても、必ず役に立つ部分はあります。
企業が求めるスキルは無くても、前職で培った素質が役に立つ場合も多いため、まずは前職で何を学んだのかを明確にしておくと良いでしょう。
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第二新卒で自己PRを書く場合の注意点
第二新卒の場合、前職での実績や強みがないことが多く、自己PRに悩む方も多いでしょう。
第二新卒の応募者が自己PRでアピールしたいポイントは4つです。
・フレッシュさや熱意
・社会人としての基本的マナー
・短い期間で学べたこと
・退職理由
第二新卒であったとしても、新入社員研修や一般的なビジネスマナーは身についている方が多いでしょう。
短い期間の中でも学んだ内容をしっかりと伝えることで、「その期間の中で学びを見つけているんだな」という印象を与えることができます。
また、フレッシュさや、応募希望への熱意を意識して自己PRを書けば、アピールポイントの1つとなります。
特に注意しておきたいのが退職理由です。
前職場の環境や人間関係などが不満であった場合もあるでしょうが、前職への不満は良い印象を与えません。
ネガティブな理由は前向きな内容に言い換えて説明しましょう。
体調不良等の場合は、今はその問題が解決したことをアピールしておくと良いでしょう。 -
自己PRの文字数目安
具体的な適切文字数は400文字前後であると言われています。
場合によっては箇条書きや見出しを使うと内容を簡潔にまとめることができます。
見やすさもアップするので積極的に使いましょう。
見出しの内容は1つの項目につき2~3行以内に納めると見やすくスッキリとした印象を与えることができます。
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