電気工事士とは？転職・求人応募の前に仕事内容や資格を詳しくチェック！
目次
電気工事士とは？転職・求人応募の前に仕事内容や資格を詳しくチェック！ 未経験・無資格でも転職できる？電気工事士の求人に掲載されている主な仕事内容 よくある質問：電気工事士の仕事に転職するには資格は必要ですか？電気工事士とは？転職・求人応募の前に仕事内容や資格を詳しくチェック！
＜電気工事士とは？＞
名前の通り、「電気関連の工事を行う仕事に携わる人」を電気工事士と呼びます。
皆さんが生活していく上で、住宅やお店・製造工場・ビルや建物、様々な場所で電気が必要になります。
そういった建物の電気設備工事を行う仕事で活躍するのが「電気工事士」です。転職に有利な資格で、求人も安定して掲載されています。
安全に電気を使えるように工事業務を管理したり、災害や事故を防止する役目があります。
＜仕事内容＞
実際に勤務する場合は求人の募集内容によって変わってきますが、概ね電気設備工事に携わることが多くなるでしょう。
電気の配線工事や設備工事があります。
日頃使われている電気設備の保守や管理業務も行いますし、配線や器具の設置や点検等も行います。
【クリエイト転職でお仕事検索】
電気工事士の転職・求人情報を探す
未経験・無資格でも転職できる？電気工事士の求人に掲載されている主な仕事内容
電気工事の仕事を行うには資格が必要です。国家資格である第二種電気工事士の資格を持っていることが求められます。
ただ、中には「見習い・無資格・未経験から始めて、資格取得を支援している求人」も中にはあります。
求人募集の「応募資格」の項目に「未経験歓迎」「無資格OK」「資格取得をサポートします」といった記載があれば、未経験・無資格でも応募することができます。
「資格がなければ応募できないのでは・・・」と心配する方もいるかもしれませんが、求人を探していると未経験歓迎、無資格OKも見つかることがありますので、じっくり探してみましょう。
未経験・無資格の場合であれば当然工事の仕事で触れられる範囲がかなり狭くなります。
無資格では実際の工事に携わることができないため、まずは先輩たちの仕事をサポートするところから始めることが一般的です。
道具の準備や運搬等、誰でもできる仕事から慣れていき、職場の雰囲気に慣れながら資格取得に向けた勉強をしていくことが求められるでしょう。
電気工事士の資格「第一種と第二種の違い」
共通しているのは「受験資格はありません」ということ。
「3年仕事に従事している」等の経験も必要ありませんので、独学で挑戦することが可能です。
受験資格が必要ないことには理由があり、「これから電気工事の仕事をしていく上で、初めに知っておくべき基本的な内容を学ぶ」という意味合いがあるからです。
第二種電気工事士の資格試験の合格率は筆記が50～60％程度、技能テストが60～70％と言われていて、難易度はそこまで高いとは言えません。
ここ数年で合格率が上昇傾向にあり、勉強しやすい土台が整ってきているのでしょう。独学で挑戦しやすい資格と言われています。
第一種は大体20～40％の合格率なので、難易度は高いと言えそうです。
＜第一種と第二種の違い＞
簡単に言うと「できる工事の範囲が違います」。
第二種の資格でできる仕事内容は「小規模な家（一般住宅等）の電気設備工事」までですが、第一種を取得していることで大きなビルや建物の電気設備工事を行うことができるようになります。
もちろん、小規模な工事も行えますので、幅広い仕事を担当することができます。
電気工事士の仕事体験談
電気工事士の求人に応募してよかったこと
（30代後半男性）
オフィスビルで働く方から「電気がつかなくなりました」という連絡を受けました。
仕事としては電球を持って行って取り替えただけなのですが、とても困っていたようで感謝され嬉しく思いました。
お礼の言葉をいただける事が仕事のやりがいにつながっています。
フリーターから未経験で電気工事士の仕事に転職
（20代後半男性）
未経験で何も知識がない状態からスタート。
最初は道具の名前や使い方など基本的なことから1年くらい先輩について学び、資格取得に向けて勉強していきました。
2年目から徐々に1人で任せてもらえるようになりました。
先輩から初めて「やってみるか？」と任せてもらえた時はすごく嬉しかったです。
不安や焦りもありましたが、やりきった後は今まで味わったことがない充実感があり、自分の技術に自信が持てるようになりました。
未経験から電気工事士へ｜女性の転職体験談
（40代前半女性）
前職は営業の正社員でした。
仕事で遅くなる日々が続き転職を考えていましたが、色々な職種の中から選んだのは「なくならない安定した仕事だろう」と考えた電気工事士の仕事でした。
ビルメンテナンス関連の求人募集があり、未経験歓迎と記載があったので思い切って応募。
採用してもらえて転職しました。
男性が多いのでは？女性では無理なのでは？資格がないとダメなのでは？と不安もありましたが、工業高校に通っていた経験があったので、その時に勉強していたことが役立ちました。
周りの人も業界未経験や専門学校を出ていない方が多く、女性でも大丈夫ですし未経験から始めても大丈夫な仕事です。
よくある質問
- 電気工事士の仕事に転職するには資格は必要ですか？
- 未経験・無資格でも応募OKな求人が掲載されています。
もちろん有資格者・経験者は歓迎されやすいと思いますが、会社の方針で長く働いてくれる人材を探している場合は、未経験から教え資格取得をサポートしてくれる会社もあります。
電気工事士・設備工事の求人を探す - 電気工事士の資格にはどのような種類がありますか？仕事内容は変わる？
- 第一種電気工事士、第二種電気工事士の2種類の資格があります。
※第一種電気工事士
電気工事士法において規制されている以下の電気工事の作業に従事することが可能。
①自家用電気工作物のうち、最大電力500キロワット未満の需要設備の電気工事（ただし、ネオン工事と非常用予備発電装置工事の作業に従事するには、特種電気工事資格者の認定証が必要）
②一般用電気工作物の電気工事
※第二種電気工事士
一般住宅や小規模な店舗、事業所のような電力会社から低圧／600ボルト以下で受電する場所の配線や電気設備の電気工事の仕事に従事することが可能。 - 女性でも電気工事士の正社員の求人に応募しても大丈夫ですか？
- もちろん大丈夫です。女性が働くことが当たり前の社会になってきたことで、様々な仕事で女性の活躍が見られるようになりました。
一昔前は男性の仕事だったドライバー運送業等でも女性が活躍していますし、電気工事士でも今後増えていくことが予想されています。
電気工事士の転職・求人情報を探す
-
電気工事士の資格を取得するには？
国家資格である電気工事士の資格。試験は上期・下期の年2回あります。
筆記試験と技能試験の両方に合格することで、免状交付の申請を行うことができます。
合格発表は大体1か月後。試験を運営する「一般財団法人電気技術者試験センター」のWebサイト上で発表されます。
求人によっては応募する際に「免状のコピー」が必要になる場合もありますので、合格ハガキを受け取ったらなるべく早く申請しておくといいでしょう。
（申請から免状が届くまでは、約1か月程度かかります。申請者が増えると遅れる場合もあります） -
転職サイトに掲載されている電気工事士の求人には、どのようなものがありますか？
資格を取得していれば、より多くの仕事を担当することができるようになります。
重い物を持ったりする仕事はほとんどないので、男女問わず・若い方からシニア層まで活躍できる仕事です。
実際に働く場所になるのはオフィスビルや一般住宅、郵便局、コンビニ、量販店等、幅広い仕事場があります。
仕事内容としては「電話の配線工事」「LED蛍光灯への入れ替え」「ネットワーク配線工事」「一般住宅や店舗・オフィスビル等の電気工事」が主な仕事になります。 -
電気工事士の仕事の平均給与・平均月給はどのくらい？
仕事内容や資格所有者／無資格、経験者／未経験者、働くエリアによって大きく給与は変わってきます。
未経験でも20万以上からスタートする場合もあり、未経験から始めるビルメンテナンスの仕事と比べると、やや高い傾向があるようです。
専門資格が必要な仕事なため、有資格者・経験者になると大体月給で25～40万円の求人募集もあるので、キャリアアップを考えていくなら、電気工事士の資格を取得しておくことが最低限求められます。
第二種から取得していき、経験を積みながら第一種にチャレンジしていくといいでしょう。 -
正社員の仕事探しお役立ち情報
-
この記事の監修・著者プロフィール（株式会社クリエイト Webマーケティング担当）
※記事関する問い合わせは受付しておりませんので、ご了承下さい。
配信中の記事では、職種ごとの詳細な仕事内容、エリア情報、就職に役立つ資格の解説、ビジネス用語・経済ニュースの解説など、社会人として押さておきたい基本的な知識や最新情報をお届けしています。
クリエイト転職は地域密着をコンセプトに、仕事探しに役立つ最新の求人情報をお届けしています。
【コンテンツポリシー】
記事制作におけるコンテンツポリシー
【詳細プロフィール】
記事の監修・執筆者の詳細プロフィール
【クリエイト転職で仕事探し】
クリエイト転職で正社員の求人を探す