ITパスポートとは?転職・求人|転職に有利な資格
ITパスポートとは?転職・求人|転職に有利な資格
【ITパスポートとは】
ITパスポートとは、2009年に新設された情報通信の基礎知識を証明する国家資格です。
インターネット環境の向上によりネットワークやソフトウェアに関する専門知識は多くの人にとって避けて通ることのできないものとなりました。こうした背景から、ITパスポートは新設されています。
年間約8万人が受験するほどの人気の資格で、事務関連職などPCスキルを要求される業務をする方が手始めに取る資格として注目されています。
【ITパスポートの資格を活かせる仕事を探す】
ITエンジニアの転職・求人を探す
事務職の転職・求人を探す
ITパスポート試験や難易度
ITパスポートの受験資格は指定がないため、年齢、職業、国籍に関係なく試験を受けることが可能です。
ITパスポートの出題科目 は、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野に分けられています。「ストラテジ系」では経営やシステム戦略、法務関連、「マネジメント系」ではサービス関連のマネジメントと開発について、「テクノロジ系」ではコンピュータシステムや技術要素について出題されます。
また試験は、47都道府県に設置されている会場で随時実施されており、月2回から多いところで隔週土日に開催されています。
令和元年のデータでは 、103,812人が受験した内56,323人が合格しています。
過去5回の試験から算出した合格率は、50.4%で難易度は低い国家試験といえます。
ITパスポートを取得するメリット|就職や転職に有利?
ITパスポートは、ビジネスパーソンとしてITに関する基礎知識があるということを証明する国家資格です。そのため、PCスキルを求められる事務職などでは有利に働くと言えます。
逆に「ITエンジニア職にステップアップしたい」「Webデザイナーなどに就職したい」という方にとってはあまり効果がない資格かもしれません。
ITパスポートで求められる技能や専門知識は、ITエンジニアであれば当然身に着けていなければならない初歩的教養です。これから初心者が手始めに取得する資格としては価値があるでしょう。
ITパスポートの効果的な勉強方法は?
参考書を活用
ITパスポートに関する参考書は現在ではかなり充実しているため、多くの選択肢から自分に適したものを見つけられます。まずは自分に合った参考書を探してみましょう。
またITパスポートで問われる知識の全容を把握するのにも、参考書は適しています。
専門用語などの暗記ではなく、概念理解に重点を置いて参考書を探してみましょう。
インターネットで動画活用
インターネットではITパスポートに関連する動画を見つけることもできます。
分野別ドリルや過去問題を搭載したアプリなども出回っており、隙間時間を上手に利用して学習することも有効です。
通信講座を活用
ITパスポート学習には通信講座も注目されています。吟味されたカリキュラムで初心者から経験者までレベルにあわせた学習を選択することができるでしょう。
特に画面上で回答を行うCBT方式試験では、本番のテスト環境に慣れることもできます。
よくある質問
- ITパスポートは独学でも取得できる?
- A. すでにITについてある程度の知識がある場合には独学で十分克服できる資格といえます。
過去の試験でITパスポート合格者は約2人に1人と、国家試験の中では非常にチャレンジしやすい資格です。
基礎的な知識の洗いだしと過去問題の反復など、設問に触れる量を増やす学習法が効果的。
アプリやソフトを利用して隙間時間を有効活用できると、合格する確率はさらにアップするでしょう。 - ITパスポートの履歴書への書き方は?
- A. ITパスポートは、iパス(アイパス)の通称で呼ばれることがありますが、履歴書へは正式名称の「ITパスポート試験 合格」と記載します。
取得日については合格発表日ではなく、合格証書に記載されたものが公式の取得日です。
あらかじめ確認をしてから履歴書に記載するようにしましょう。
-
ITパスポートの勉強時間はどれくらい必要?
ITパスポートの勉強時間は、初心者であれば約100時間、実務経験者では30時間程度で合格ラインに達するといわれています。
ITパスポートの試験では、Web関連やIT分野の専門用語が頻出するため、暗記事項が多いのが特徴です。
予備知識などによる格差は生じますが、試験の難易度自体は決して高くないため、勉強時間もそこまで多くは必要ないでしょう。
短期集中型の学習で取得を狙える国家試験といえます。 -
ITパスポートの取得はどんな人におすすめ?
ITパスポートは、情報技術に関する最低限の教養を証明するもので、試験合格によりすぐキャリアアップにつながるというものではありません。
あくまでも個人のビジネススキルを認識しやすいよう可視化することがポイントですので、履歴書に記載することで高く評価されるということは考えにくいです。
しかし最低限の知識を扱っている分、ITパスポートは今後IT関連の職業に就きたい、事務職を極めたい、営業力やマーケティング評価を向上させたいなど、幅広い方におすすめできる資格です。
「ITの知識が足りない」と漠然と感じる方や、「今後IT知識を仕事に活かしていきたい」と感じる方の最初の一歩としてITパスポートはおすすめです。 -
資格関連の記事
【社会福祉士・社会福祉主事】
社会福祉士の求人・転職体験談|社会福祉主事の資格や仕事内容
【福祉用具専門相談員】
福祉用具専門相談員とは? 資格や求人募集|転職体験談と仕事内容
【FP/ファイナンシャルプランナー】
ファイナンシャルプランナー(FP)とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【社会保険労務士】
社会保険労務士とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【土地家屋調査士】
土地家屋調査士とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【簿記】
簿記とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【MOS】
MOSとは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【秘書検定】
秘書検定とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【中小企業診断士】
中小企業診断士とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格 -
この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
※記事関する問い合わせは受付しておりませんので、ご了承下さい。
配信中の記事では、職種ごとの詳細な仕事内容、エリア情報、就職に役立つ資格の解説、ビジネス用語・経済ニュースの解説など、社会人として押さておきたい基本的な知識や最新情報をお届けしています。
クリエイト転職は地域密着をコンセプトに、仕事探しに役立つ最新の求人情報をお届けしています。
【コンテンツポリシー】
記事制作におけるコンテンツポリシー
【詳細プロフィール】
記事の監修・執筆者の詳細プロフィール
【クリエイト転職で仕事探し】
クリエイト転職で正社員の求人を探す