介護の転職・正社員求人
介護の求人・転職|資格別で介護の仕事に役立つ情報を探す
<介護業界の状況>
介護業界は近年慢性的な人手不足により、求人・転職情報が多い仕事と言えます。平成30年度の内閣府の調べによると、人口の27.7%は65歳以上の世代が占めているという結果が出ています。同じような介護施設の調査では60~70%が人手不足に問題を抱えていると回答しました。
経済産業庁によると少子化と高齢化のギャップはさらに広がり、2035年には約79万人が介護を必要とし、この数字は2015年の約20倍にもなると言います。少子化とともに、核家族化によって家庭の主婦も社会にでる風潮が定着し、高齢者の面倒を見る立場の家族が極端に減っているという根本的な原因があります。
国はこのような背景を踏まえ、介護保険制度を導入しました。この制度を活用することで民間の介護施設がより良いサービスを提供できるようになり、介護サービス業の拡大や多様化なども進行しています。それにあわせて求人募集も増えており、転職市場も活発化しています。
介護福祉士の資格・仕事内容
介護福祉士は国家資格です。資格を持っていなくても職に就くことはできますが、資格保有者にしかできない仕事内容が多数あり、介護の仕事に携わるなら是非取得しておきたい資格です。転職にも有利になるでしょう。介護業務のなかには「訪問介護」がありますが、訪問介護は無資格では行えません。訪問介護をして、介護が必要な人の体に触れて行う入浴・排泄・食事などは有資格者のみができる内容です。
国家資格を持っていると、介護が必要な人やその家族、また周りのスタッフからの信頼を高めることができます。深い知識力を身に付けていると見られるため、高いレベルの知識や技術が求められることも覚悟する必要はありますが、スペシャリストとして管理職の仕事を任せてもらえることもあります。介護福祉系では唯一の国家資格ですので、一目置かれる存在となります。また資格を持つことで給与面の待遇もよくなることが多いです。キャリアアップを目指す人は取得しておくと道が開ける一生ものの資格です。
【介護福祉士の資格を詳しく調べる】
介護福祉士の求人募集|仕事内容と転職体験談
介護職員初任者研修の資格・仕事内容
介護職員初任者研修は、訪問介護・施設介護において必要となる基礎的な知識や技術を学ぶための資格です。以前は「ホームヘルパー2級」や「介護職員基礎研修」という名称でしたが、2013年に新しい資格として誕生し名称が「初任者研修」と変わっています。
介護職は無資格・未経験でも始められますが、専門的な知識や技術が必要になることも少なくありません。また、介護職員初任者研修の資格を取ることによってできるようになる仕事もあります。さらに、事業所によっては資格の有無で業務を分けている場合があるため、業務範囲も変わってくるでしょう。
介護職員初任者研修には受験資格がなく、130時間の講義や演習を修了し、試験に合格すれば取得できます。試験の合格率は公表されていませんが、講習の理解度を確認するための試験なので難易度はそこまで高くありません。そのため、介護の資格を持っていない人やこれから介護職を目指す人の最初のステップとしておすすめの資格です。
【介護職員初任者研修を詳しく調べる】
介護職員初任者研修の求人募集|仕事内容・資格の詳細や転職体験談
ケアマネ(介護支援専門員)の資格・仕事内容
<ケアマネ(ケアマネージャー)の仕事内容とは>
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、高齢者の介護と自立生活の支援を行う役割を担っています。主な仕事内容は大きく分けて以下の3つです。
・要介護認定の支援
・介護支援サービスの計画
・介護保険の給付管理
まず、介護や給付を受けるための指標となる要介護認定の支援を行います。7段階の要介護レベルを診断するために申請者や家族のサポートにあたります。
この基準をもとに、ケアマネージャーは介護サービス計画を作成し、要介護者が自立した生活を営むために、状況に合わせたケアプランを提案します。ケアプランでは、サービス担当者会議などおこし、各専門事業者の見地を反映した円滑なサービスを進めていきます。
また介護制度で定められた支給限度額の確認や、利用負担金額などの月間管理もケアマネージャーの仕事です。介護支援開始後も、利用者を定期的にモニタリングし、必要な場合はケアプランの修正を行います。介護支援サービスが現状に適合しているかを見極めて適切な処置を講じることもケアマネージャーの重要な任務です。
【ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格を詳しく調べる】
ケアマネの求人募集|主な仕事内容と転職体験談
介護 × 勤務地で絞り込む
介護 × 条件で絞り込む
介護 × 業種で絞り込む
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【訪問介護とは?】求人募集や仕事内容の解説(入浴介護や身体介護)
訪問介護とは、専門のスタッフが利用者の自宅を訪問し、身体介助や生活支援を行うサービスです。利用者が自宅に居ながら、自立した生活が送れるようにサポートするのが主な目的です。利用者にとって新しい環境に移り住むことは大きなストレスになりますが、訪問介護であれば住み慣れた自宅でサービスが受けられるため、そのような心配がいりません。
訪問介護には掃除や洗濯、調理の支援といった業務も含まれますが、訪問介護士は家事代行ではなく介護のプロフェッショナルです。そのため、訪問介護を行うためには、介護福祉士(国家資格)、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)、実務者研修(旧ヘルパー1級)のいずれかの資格が必要です。とはいえ、3カ月程度で取得できる資格もあるため、無資格・未経験でもそれほどハードルは高くありません。まずは介護助手等の補佐役の仕事から始めて、資格取得に向けて勉強していくのもいいでしょう。
【クリエイト転職で介護の仕事探し】
【訪問介護とは?】求人募集や仕事内容の解説(入浴介護や身体介護) -
介護スタッフ(無資格)・介護助手の仕事内容
介護業界には、介護福祉士やケアマネジャー、介護職員初任者研修などさまざまな資格があります。そのため、介護職に就きたいと思っても、資格がないからと諦めている人もいるのではないでしょうか?
しかし、介護職は無資格・未経験であっても働くことが可能です。というのも、少子高齢化が進む昨今、介護業界は人手不足に悩まされており多くの施設が働き手を求めているからです。また、介護職では経験や資格だけでなく、人柄や体力などの適性も重視される傾向があります。そのため、無資格・未経験の人材を募集している求人も少なくありません。
もちろん、有資格者よりはできる仕事は限られ、待遇面でも差はあります。しかし、介護職は「資格を取る時間やお金がない」「まずは働いてみたい」と言う人でも働ける仕事なので、まずは介護助手等の求人に応募して仕事を覚えていくのがいいでしょう。
【介護スタッフ(無資格)・介護助手の仕事内容を詳しく調べる】
介護職の求人は無資格でも働ける?未経験でも働ける介護の仕事 -
【介護職】履歴書の書き方・例文
【介護職の履歴書作成で準備すべきもの】
介護職ではどちらかというと面接が重視される傾向があります。とはいえ履歴書は採用の最初のステップなので、印象をアップさせておくに越したことはありません。より良い履歴書を作成するためには、以下のものを準備しておきましょう。
・履歴書
・黒いペンまたは万年筆
・印鑑
・証明写真
・資格証明書の原本またはコピー
介護職ではパソコンスキルよりも人となりが求められるため、履歴書は手書きが主流です。しかし、最近ではパソコン書きの履歴書も浸透しつつあるため、字に自信がない人はパソコンで作成しても良いでしょう。
証明写真は40×30mmサイズが一般的ですが、中には例外もあるため枠のサイズを確認してから用意しましょう。なお、手書きで作成するときは、全て書き終えてから印鑑を失敗すると最初から書き直すことになるので、最初に印鑑を押してから内容を書くことをおすすめします。
【介護職の履歴書の書き方を詳しく調べる】
【介護職】履歴書の書き方・例文 -
【介護職の職務経歴書】書き方や例文
<介護職の書類選考で職務経歴書をチェックされやすい部分>
介護業界は比較的求人数が多いため、転職自体はそれほど難しくありません。とはいえ、きちんと選考があるため誰でも簡単に転職できるわけではありません。採用の第一関門である書類選考を通過するためには、「この人に会ってみたい」「良さそうな人材だ」と思われる書類を提出する必要があります。
一般的に書類選考では、履歴書と職務経歴書の提出を求められます。履歴書は学歴や職歴、資格、志望動機などの基本情報がメインとなり、細かい職歴やスキル、経験値などは職務経歴書に記載します。
履歴書は書く内容が決まっているため、大きなミスがない限り他の応募者との差は付きにくいでしょう。そのため、書類選考の通過率を高めるためには、職務経歴書をしっかりと作成することが大切です。中途採用では即戦力となるスキルを持っているかどうかも判断基準になるため、採用担当者が入社後の活躍イメージができるように、業務内容や実績を可能な限り具体的に書きましょう。
【介護職の職務経歴書を詳しく調べる】
介護職|書類選考に通りやすい職務経歴書 -
介護職の面接でよくある質問(退職理由や長所・短所)
介護職にはヘルパーや介護福祉士、ケアマネジャーなどさまざまな種類があり、主に特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護事業所などに勤務します。急速な高齢化に伴い介護職の求人は増えており、今後も当分拡大していくと予想されます。
しかしその一方で、介護業界は慢性的な人手不足に悩まされており、公益社団法人介護労働安定センターの調査によると、6割以上の事業所で介護人材の不足感を感じています。そのため、介護職は経験者・未経験者関わらず歓迎される傾向があり、就職・転職難易度はそれほど高くありません。
ただし、介護職にもきちんと選考はあるのでどんな人でもすぐに仕事に就けるわけではありません。求人に応募し、面接に挑むためには介護職ならではの質問や注意すべきポイントを押さえて臨む必要があります。
【介護職の面接について詳しく調べる】
介護職の面接でよくある質問(退職理由や長所・短所) -
【介護職の志望動機は何を書く?】履歴書や面接対策
介護職に限りませんが、面接での重視ポイントは、志望動機は面接官が「入社した後に長く働いてくれる意欲はあるのか」を見る大切なポイントです。そのため「なんとなく雰囲気がよさそうだから」などの抽象的な理由だと、面接官に響かない可能性が高いです。興味を持ってもらうには、4つのポイントを押さえた上で書きましょう。
まず、「転職理由と志望動機に一貫性を持たせること」です。「なぜ介護職を選んだのか」「なぜその職場を選んだ理由」も大切です。なぜ他ではなくて当社なのか、というポイントが抑えられると強く訴えることができます。そしてあなたが次の「職場で活かせるスキル」にはどのようなものがあるかも動機として書いておくと具体性があり好印象です。最後に「入社後に実現したいこと」は意欲の部分なので明確にして伝えましょう。この4つがきれいに整って矛盾のない文章になると、志望動機は面接時にあなたの味方になってくれます。
【介護職の志望動機を詳しく調べる】
【介護職の志望動機は何を書く?】履歴書や面接対策 -
転職活動前にチェック!仕事探しに役立つオススメ記事
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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