実務者研修(介護福祉士実務者研修)の転職・正社員求人

実務者研修(介護福祉士実務者研修)の求人|転職に役立つ介護の資格

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実務者研修とは、国家試験の介護福祉士を受験するために修了が義務付けられている研修です。
2013年に制度が見直され、ホームヘルパー1級と介護職員基礎研修が一本化されて実務者研修に統一されました。

実務者研修と初任者研修の違い
実務者研修と介護職員初任者研修との違いは研修時間と資格効力、修了試験の有無です。
初任者研修は、受講時間に320時間の指定があり、修了試験に合格して得られる資格である一方、実務者研修は450時間の受講修了によって資格を得ます。
認定項目では、実務者研修でコミュニケーションエリアと医療ケアが加わることが大きな違いです。
医療ケアでは特にかく痰吸引や経管栄養といった医療専門分野についての知識と実践を学びます。
実務者研修では、すでに初任者研修、ホームヘルパー1から3級の有資格者あるいは、
社会福祉協議会などの研修を修了していることで一部科目が免除となります。

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実務者研修を取得するメリット

実務者研修を取得するメリット

実務者研修は、取得することで介護関連では唯一の国家試験である介護福祉士の受験資格を得ることができます。
さらに実務3年以上の経験をクリアし、実務者研修を修了していれば実技試験が免除されるメリットがあります。

訪問介護事業所に設置が義務付けられているサービス提供責任者の業務に就くことが可能なうえ、給与面で優遇されることが期待できるでしょう。
初任者研修ではカバーされない喀痰吸引、チューブやカテーテルを使い栄養を注入する経管栄養などの医療行為を施すことができ、介護職としてさらに踏み込んだサービスを実務に生かすことができるでしょう。

実務者研修取得に必要なもの

実務者研修取得に必要なもの

実務者研修を取得するためには、21項目からなるカリキュラム450時間をこなす必要があります。
実務者研修の特徴として、履修科目の内19項目は通信やWeb講座が利用できますが、「介護課程Ⅲ」と「医療的ケア演習」に関しては実習を受けなければなりません。
そのため、通信学習(自宅学習)とスクーリング(通学)のコンビネーション、もしくは全過程を通学で学習するという2つの方法が一般的です。

費用について
実務者研修にかかる費用は、無資格で受講する場合は約15万円から20万円程度です。
すでに介護職員基礎研修を取得している場合は、多くのカリキュラム受講は免除対象になるため、 3万円から5万円が平均的な受講料です。
初任者研修(ホームヘルパー2級)修了のケースで、約10万円前後の受講料が一般的のようです。

ほかには、ハローワークの「求職者支援制度」あるいは民間企業が提供する「資格取得支援制度」、企業サイトが提供するキャリアアップ支援制度などを利用して無料で講座を受講する方法もあります。
ただし、利用条件の制限などもありますので、あらかじめ確認しましょう。

実務者研修が免除される場合とは

実務者研修が免除される場合とは

2016年、社会福祉士及び介護福祉士法の見直しに伴い、
実務経験3年以上の人が「喀痰吸引等研修」および「介護職員基礎研修」をともに修了している場合、
実務者研修が免除されます。
そのため、これらの研修課程修了者は、実務者研修なしに国家試験受験資格を得たことになります。
ただし、介護職員基礎研修は、2006年から2013年までの制度で有効だった資格で、現在では廃止されているため、注意が必要です。

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よくある質問

実務者研修は働きながらでも受けられる?
実務者研修では、働きながら受講する人のための通信教育や短期カリキュラムなども見つけることができ、就業中でも問題なく修了することが可能です。
平日勤務の人は、夜間クラスや土日のスクールなども開講されているため、スケジュールに合わせて選択することができます。
実務者研修を履歴書に書く場合はどうすればいい?
実務者研修の正式名称は「介護福祉士実務者研修」です。
履歴書に記入する場合は、正式名称のみ、あるいは介護福祉実務研修課程修了と記載するのが適当でしょう。

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