茨城県の転職・正社員求人

茨城県は緑豊かな山に囲まれた山間部と日立市などの工業臨海地区や漁業の盛んな臨海エリアが存在します。
1960年代に茨城県鹿嶋市、神栖市一帯を開発した鹿島臨海工業地帯は、鉄鋼業、発電所、石油化学系の向上が立ち並び、日本製鉄グループが事業を構えています。
また、もともと農業が盛んで、鉾田のメロンや、行方のさつまいも・セリ・みず菜・チンゲンサイなど多様な品目が作られています。
県央に属する水戸市は、商業地区として第三次産業が発達し、求人が多く集まる地域でもあります。
鉄道や高速道路の結節点であるほか、港湾、茨城空港などがあり、交通の要衝となっています。
また神栖市は海に囲まれた特質から、水産業はもとより、全国一の生産量を誇るピーマンやメロンなどでも有名な地域です。

茨城県は、鹿島臨海工業地域の影響で、鉄鋼業、石油化学工業やエネルギー事業なども盛んな地域です。
東海村に本部を置く原子力機構（JAEA）があり、原子力に関する研究と技術開発も活発です。
茨城県の県内総生産の約3割を占める製造業では、工業統計でも製造品出荷で全国8位の総額となり、茨城県の主要な産業となっています。
また茨城県の山間部や南部の広大な自然を生かした農業は、東京への食材供給の主要地として繁栄しており、全国で2位の出荷高を誇っています。
中でもピーマン、干し芋、白菜、レンコンなどは全国1位の出荷量で、東京卸売り市場への出荷が14年連続1位となるなどまさに東京の台所を支える農業国と言えそうです。

平成30年度の厚生労働省の調べによると、茨城県の平均年収は、約488.8万円で、全国で7位となるようです。
関東圏では東京、神奈川に続く第3位で高水準の年収と言えるでしょう。
県内のトップ年収を記録したのは、つくば市で約397.5万円が平均とされています。
茨城県の平均年収比較では、つくば市のほかにも水戸市、東海村、日立市など15の市町村が平均300万円を超えるなど全国比でみても非常に高い水準ということができそうです。
職業別にみる年収平均では、工業地帯に位置する関係から、工業施設の機械オペレーション技師などでは約600万円からや自然科学系研究者が約800万円以上、大学教授などでは1千万円以上などの高額年収が見られます。
半導体チップ製造や鉄鋼業、電気工などでは約450万円から約500万円という年収になるようです。