MOS検定・求人や資格の詳細
MOSとは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【MOSとはどんな資格?】
MOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略称で、マイクロソフト社が発行しているワード、エクセル、パワーポイントなどのソフトを扱うための技能を身に着けていると証明する資格です。
MOSを通じてパソコンスキルを習得することで、業務や作業能率があがり事務処理の効率化を図ることができます。
MOSは、スペシャリストと呼ばれる一般レベルとエキスパートと呼ばれる上級レベルの2種類が存在し、どちらも就職や転職の際に有利な資格といえます。
またMOSは国際資格でもあるため、活躍する分野や地域、選択の幅が広がることも期待できます。
MOSの習得によって企業の一般事務、総務、人事、営業職など幅広いポジションでパソコンスキルを有効的に生かすことができます。
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MOSの試験内容や難易度
MOSを受験するにあたり、特別な受験資格はありません。だれでも試験を受けることができます。
試験は受けるバージョンや地域により異なりますが、1700か所に振り分けられた試験会場でほぼ毎日受験が可能です。
試験科目は、 Word(ワード・文書作成ソフト)、Excel(エクセル・表計算ソフト)、PowerPoint(パワーポイント・プレゼンテーション ソフト)、Access(アクセス・データベース管理ソフト)、Outlook(アウトルック・電子メール、情報管理ソフト)の5種類があります。それぞれにスペシャリストとエキスパートランクがあります。
さらに2013、2016、365&2019の3つあるいは2つのバージョンにわかれています。
MOSの合格率は公開されていませんが、2020年2月現在で累計440万人 が受験する非常にメジャーな資格といえます。
科目ごとに多少上下があるものの、1000点満点の内、平均で550点~850点が合格ライン の目安 となるようです。
MOS資格とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
MOSは、一般事務職で頻出するタイピングや文書作成に役立つワード、経理などに役立つエクセル、プレゼンテーションの資料作りに有効なパワーポイントなど各ソフトを活用できる証明になります。
またMOSのアクセスは、膨大なデータ管理やデータベースの作成に役立ち、IT関連業態でさらに専門的に必要とされるスキルです。
各業界のデジタル化が進んでいる近年、パソコンスキルはどんな職種でも必要とされる条件となりつつあります。
就職あるいは転職の際にMOS資格を履歴書に記載することで、即戦力となる人材であることを雇用サイドにアピールできます。
MOS資格を活かせる職種
ワード
ワードは、一般事務はもちろんのこと、サービス業では伝票整理や請求書作成、シフト管理や文章の作成に欠かせないツールです。
また営業職でも資料作成、説明書、見積書など取引先やクライアントへ提出する書類などの作成に有効です。
さらにエンジニアであれば指示書や設計書、仕様書、マネージメントなどのポジションであれば報告書など、あらゆる専門分野における仕事の解説関連の書面を作成する場合に活用できます。
エクセル
エクセルは、ワード同様に一般事務、経理事務、事務処理関連の業務で重視される資格です。
ほかにも企業や製品のサポートデスクや人事、労務など、データ入力業務が発生する分野で必要とされるスキルです。
また物流関連企業では在庫管理のためのツールとして活用できます。
さらに保険事業では事故や事例のデータ集計などにグラフなどを作成できる能力が求められることもあります。
パワーポイント
パワーポイントは主に仕様書、プレゼンテーション資料、広告などの作成に役立ちます。
営業職やコンサルタント業などでも質の高い資料作成に技量を発揮できます。
さらに設計、デザイン、建築など可視化しやすい資料が要求される分野で役に立ちます。
アクセス
アクセスは、データの加工や分析に役立つ資格です。IT関連やデータ分析会社、研究関連事業などのデータベースを広く取り扱うエンジニアに有効な資格といえるでしょう。
アウトルック
アウトルックは、特に社内のスケージュール管理、社内情報伝達用メールに使用されることが多いため、事務、総務、人事など事務職関連業務に携わる業態で有効です。
ワードやエクセルなどを併用できることでさらに幅広い業態で活躍が期待できます。
よくある質問
- MOS資格の中で就職や転職に役立つ資格は?
- A. MOS資格で就職や転職で特に役立つ資格は、ワードとエクセルです。この2つはどのような業態でも取得していることで有利になります。またパワーポイントは、データ収集や製図、デザインといった資料作成に非常に役立つため、雇用側は即戦力として高く評価する傾向があるようです。
ほかと差別化を図りたい求職者は、アクセスを取得することで、さらに専門的なデータ解析などに取り組むことが可能となり、幅広い業界で採用のチャンスがあるといえます。 - MOS資格の履歴書への書き方は?
- A. マイクロオフィススペシャリストは、英語、カタカナ、短縮表記、いずれも正しい記載法です。
スペシャリストの場合には「MOS (Excel 365&2019)合格」のように合格したバージョンのみを表記します。
エキスパートの場合は「 MOS(Word 2016 エキスパート) 合格」のようにレベルを記載するのが通例です。
合格の際に認定番号が発行されますが、履歴書への記載は任意、もしくは指示がある場合以外不要です。
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MOSの勉強方法|独学?講座?
MOS独学
これまでパソコンを使用するなど操作に慣れた人は独学で自分のペースに合わせて学習することが可能です。
MOSの試験は実務形式が主で、操作手順を理解していなければ回答が難しくなります。
独学の場合は、参考書などで操作に関連するファンクションをすべて網羅できているかどうか確認し、不得意分野を集中的に学習する方法が効果的です。
MOS講座
全くのパソコン初心者は、通学講座がおすすめです。
基礎からじっくりと学べるほか、質問しやすい環境で学習のリズムを形成することができます。
通学に時間が充てられない、あるいはパソコンは少し経験があるという方はオンライン講座が便利です。
仕事や学校、家庭の事情で自由時間に制限がある場合、自宅あるいは職場でも学習できます。
オンライン講座の場合、電話やメールによる添削、問い合わせなどを設置するところが多く、サポートも手厚いのが特徴です。 -
MOSの合格に必要な勉強時間は?
MOS資格合格までの勉強時間は、受験者のパソコン経験や受験科目によっても変わります。
一般的に初心者がMOSエクセルを受験する場合、独学で約3か月程度、通信講座では約1か月、通学講座で3か月~5か月が目安です。
経験者の場合では、いずれの学習方法でも約1か月前後で合格するケースが多いようです。
エキスパートのレベルになると、経験者が独学で受験した場合、約6か月。通学講座では1か月~3か月、通信講座で約1か月が目安です。
MOS合格に向けての学習は、いずれも操作に対する慣れがカギとなります。
自宅に専用コンピュータがある、集中して学習できる環境が確保できるか否かといった要素も試験の合否にかかわるといえるでしょう。 -
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