マイクロバス運転手の仕事とは?転職や求人応募に役立つ免許や仕事内容を解説!
マイクロバス運転手の仕事とは?転職や求人応募に役立つ免許や仕事内容を解説!
マイクロバスとは、乗車定員11~29人のバスのことで、大型バスと異なり小回りがききます。
そのためマイクロバス運転手には、企業や施設など活躍できる場がたくさんあります。
本記事では、マイクロバス運転手の業務内容ややりがいを解説します。
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マイクロバスとは
ここでは、マイクロバスがどのような車両で、どのような免許が必要なのか紹介します。
【マイクロバスとは8t未満、乗車定員11~29人】
マイクロバスは、中型自動車といい車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満といった制限があります。
そしてマイクロバスの乗車定員は11~29人です。
なお乗車定員29人のバスは中型バス、30人以上は大型バスといいます。
【8t限定なしの中型または中型二種などが必要】
マイクロバスを運転するには、「8t限定なし中型免許」「8t限定なし中型二種免許」「大型免許」「大型二種免許」のいずれかが必要です。
仕事でマイクロバスを運転するには原則、二種が必要になるので、マイクロバス運転手を目指す人は「8t限定なし中型二種免許」か「大型二種免許」のいずれかを取得しておいたほうがよいでしょう。
なお、普通免許では車両総重量5トン未満の車両しか運転できないので、マイクロバスの運転はできません。
また、8t限定中型免許という免許もありますが、乗車定員10人以下の制限があるのでマイクロバスは対象外です。
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マイクロバス運転の仕事の種類
マイクロバスの運転手の仕事は、大勢の人をマイクロバスに乗せて目的地まで運びますが、どのマイクロバスを運転するかで乗せる人が変わります。
【法人自家用】
法人自家用マイクロバスは、企業や施設、機関などが保有する車両を指します。
例えば、自動車教習所やゴルフ場、病院、ホテルなどはマイクロバスを保有し、受講者様やお客様、患者様などの送迎を行っています。
自動車教習所のマイクロバス運転手であれば、受講者の自宅近くで受講者を乗せ自動車教習所に送り届けます。
教習が終了すれば、受講者を自動車教習所から自宅近くまで送ります。
ゴルフ場や病院、ホテルなどのマイクロバス運転手もお客様や患者様を乗せて運転しますが、そのほかに従業員の送迎を行うこともあります。
例えばゴルフ場は郊外にあるので交通の便があまりよくありません。
そのため従業員の送迎にマイクロバスを使うことがあります。
【幼稚園の送迎】
幼稚園などはマイクロバスを保有して園児たちの送迎に使っています。
子供たちは突発的な行動を取る場合があるので、成人を乗せて運転するときとは異なる緊張感があるでしょう。
マイクロバス運転手にはより丁寧な運転が求められます。
【学校の部活動の遠征用】
私立学校のなかには、マクロバスを保有して児童・生徒の送迎や部活動の遠征などに使っている場合があります。
10代前後の子供たちはバスのなかで騒ぐことがあり、それなりにパワーもあるので、マイクロバス運転手は安全走行のために乗客に教育的指導を行わなければならない場合もあります。
【レンタカー業】
レンタカー業では、レンタカーとして貸し出しているマイクロバスを移動させる際に運転する場合があります。
また、空港と隣接したレンタカー店の場合、利用者をマイクロバスに乗せて空港とレンタカー店の間を往復することもあります。
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マイクロバス運転手のやりがい
マイクロバス運転手の仕事のやりがいを紹介します。
【人や会社の役に立つ】
マイクロバス運転手は、路線バス運転手やタクシー運転手などと同様に、人の命を預かって車両を動かす仕事です。
重大な責任を負うだけに、仕事をやり遂げたときの達成感は大きいでしょう。
また、乗客たちはマイクロバスで移動することで経済活動を行ったり、生活上の用を足したり、学校に行ったりします。
つまり、マイクロバス運転手は社会を円滑に回す役割を担っているため、この点もやりがいにつながるでしょう。
【運転を仕事にできる】
自動車が好きで、運転を仕事にしたい人は、マイクロバスの運転そのものにやりがいを感じられるでしょう。
丁寧な運転を心がけて乗客に安心と安全と快適さを提供すれば、「ありがとう」といってもらえるはずです。
【運転の仕事のなかで人とのコミュニケーションがある】
法人自家用や幼稚園や、学校のマイクロバスは固定の乗客が多く、マイクロバス運転手となじみになるでしょう。
マイクロバス運転手の方から、積極的にコミュニケーションを取ることで乗客サービスが向上します。
また、ゴルフ場やホテルのお客様を乗せるマイクロバスの運転手は接客が求められます。
運転以外にも働きがいをみつけることができる仕事です。
マイクロバスの仕事体験談
マイクロバス運転手の転職体験談|働いてよかったこと
[30代 男性]
結婚式場の会社に勤めていて、主に結婚式に参列されるお客様の送迎を行うマイクロバスの運転手をしています。
運転の仕事がないときは館内管理をしています。
私が運転するマイクロバスの乗客は、全員幸せな気持ちになっているので、その雰囲気を壊さないようにしています。
丁寧に接しつつも、存在感は消すといった工夫をしています。
人々の幸せを運ぶ仕事は、こちらも幸福感を得られるのでとてもやりがいがあります。
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マイクロバス運転手の転職体験談|働いてよかったこと
[20代 女性]
施設管理会社のパートで、ゴルフ場と病院に派遣されています。
いずれも、マイクロバスを運転しています。
どちらも従業員さんの送迎で、お客様や患者様の送迎はしていません。
接客が苦手なのでお客様対応が要らない仕事を選びました。
従業員さんになら乗降者のときに挨拶するだけで済みますからね。
それでも「ありがとう」といわれると嬉しいものですね。
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マイクロバス運転手の転職体験談|働いて大変だったこと
[40代 男性]
幼稚園を運営する法人に勤務していて、園児たちを送迎するマイクロバスを運転しています。
以前は、長距離トラックの運転手をしていましたが、家族と長期間離れるのが寂しくて転職しました。
マイクロバスは大型トラックよりはるかに小さいので運転しやすいと思っていましたが、子供たちと付き添いの先生の命を預かっていると思うと、そのプレッシャーは相当なものです。
でも、子供たちが元気よく挨拶してくれると疲れが吹っ飛びますよ。
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よくある質問
- マイクロバス運転手の大変な点は何ですか?
- マイクロバス運転手の最も大変なところは、乗客の命を預かっている点です。
その責任は重大で、毎日大変だと感じるでしょう。
朝早い仕事があれば、前の日の晩酌も控えなければいけません。
そして、マイクロバスは大型バスよりは小さいとはいえ、乗用車よりははるかに大きいので運転技術も必要です。 - 年齢など条件はありますか?
- マイクロバスの運転手は、免許を保有していれば年齢や経験が問われることはそれほど多くないでしょう。
若い女性の方や、60歳を超えている方、免許と運転スキルと最低限のコミュニケーションスキルがあれば問題ないでしょう。
ただし人の命を預かる仕事なので、高い安全意識が求められます。
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マイクロバス運転手は大型トラックや長距離トラックに挑戦できる
「運転する仕事に就きたいが、いきなり大型トラックや長距離トラックは恐い」という人はマイクロバス運転手から始めてみてはいかがでしょうか。
輸送業の第1歩目としてマイクロバス運転手はよいステップになるはずです。
また、マイクロバス運転手なら乗客とのコミュニケーションも経験できるので、路線バスに挑戦してみたいという気持ちが芽生えるかもしれません。
逆に、大型トラックや長距離トラック、路線バスからマイクロバス運転手に転身することもできます。 -
マイクロバス運転手は無事故・無違反でなければならない
マイクロバス運転手の求人を出している企業や施設や機関などは、運転スキルや免許だけでなく、無事故・無違反であることも求めます。
マイクロバス運転手に限ったことではありませんが、運転を仕事にするならプライベートの運転でも安全運転と法律厳守の運転を心がけましょう。
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