保健師になるには?|資格と転職事情を徹底解説!
保健師になるには|資格の取り方や転職の現状、キャリアアップについて
保健師は求人数が少ない傾向にあり、転職が難しいと感じることもあるでしょう。
しかし保健師の種類でも求人倍率は異なります。
病院に勤務する保健師だけでなく、学校保健師や産業保健師など活躍の場は多くあります。
保健師への転職を考えている場合は、視野を広く持ち、求人情報を確認していきましょう。
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保健師とは?転職・求人募集|仕事内容や資格の詳細を徹底解説!
保健師になるのに必要な時間
保健師になるには、一般的に4~5年の時間がかかります。
保健師になるためには看護系大学、短大、または専門学校で3~4年学んだのち、看護師試験を受験します。
その後、保健師選択過程を選択している場合は受験資格を得ることができます。
選択していない場合は、保健師養成所などで1年間学ぶことで受験資格を得ることができます。
保健師になるのに必要な資格
保健師になるには、「看護師資格」「保健師資格」の2つをとる必要があります。
また一般的に保健師は3つに分類されます。行政機関で勤務している「行政保健師」。
企業で勤務する「産業保健師」。学校で勤務する「学校保健師」の3つです。
ほかにも、医療機関や福祉施設などで働いている保健師もいます。
業務内容は、所属場所によって変わりますが「人々の健康のために働く」という基本方針はどこでも同じです。
保健師になる場合のルートについて
保健師になるには、「看護師資格」「保健師資格」を取得することが必要です。
保健師の資格を取る方法は2つあります。
①保健師を目指せる大学(4年間)に通い、卒業後に看護師試験と保健師試験の受験資格を得る。
②看護系の短大(3年間)に通い、卒業後に看護師資格を取る。その後、保健師養成学校(1年)に通うか、保健師コースがある4年制の大学に3年次より編入(2年間)をして、保健師試験の受験資格を得る。
看護師を目指す過程で保健師を志す場合は、②の看護師資格を取得したあとに、保健師養成学校や保健師コースがある4年制の大学に3年次より編入して保健師試験の受験資格を得る方法があります。
どちらを選ぶにせよ、保健師試験の受験資格を取るには最短でも4年かかります。
もし最短で保健師を目指す場合は在学中から計画的に試験対策をすることが欠かせません。
保健師になるにはの仕事体験談
保健師を目指した体験談 よかったこと
(20代 女性)
「保健師を目指すために専門学校に通っていましたが、学生だけでなく社会人の方もいます。
色々な背景を持った人と同じ目標に向けて切磋琢磨できたのはとてもいい経験だったと思います。
年代や生い立ちも違う方々ともコミュニケーションを取るスキルはここで磨かれましたね。」
保健師を目指した体験談 よかったこと
(30代 男性)
「看護師と保健師2つの資格を一気に取れる専門学校を探して入学しました。覚悟はしていましたが、実際にやってみると想像以上でした。ただ大変な分、一緒に学んでいた友達とはとても仲良くなりましたね。保健師になるまでの期間が短くなる以外にも、たくさんのメリットがあると思います。」
保健師を目指した体験談 大変だったこと
(40代 女性)
「最初の方は遊んでばっかで、あまり勉強に熱心なほうではありませんでした。
ただ保健師になりたいと思ってからは、今までの遅れを取り戻すために必死で勉強しました。
保健師のカリキュラムを選択するためにも、学内の試験に受からないといけないんですが、それがもう本当に大変なんです。
あの当時は勉強量の多さに気が遠くなりそうでした。ただ今にして思うと、あの時苦労しておいてよかったですね」
よくある質問
- 社会人からでも保健師を目指すことはできますか?
- 社会人から保健師を目指すことは不可能ではありません。
ただ看護師資格を持っていないところからスタートする場合はかなりハードと言えるでしょう。
まず保健師になるには看護師免許も取得する必要があります。そのため看護師資格を取得したのちに、保健師資格の取得を目指します。
日々の業務の合間に勉強の時間を捻出するのは、多くの方が悩んでいるポイントのようです。
無理のない勉強スケジュールを立て、継続できる環境を整えることが重要です。 - 保健師になるために必要な費用はどれくらいですか?
- 保健師になるために必要な費用は100~700万とルートによっても異なります。
例えば看護師資格をすでに取得している場合は保健師養成学校などの学費のみがかかりますがそうでない場合は看護師資格を取得するための学費も必要です。
また公立か私立かによっても最終的な費用は変動します。
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保健師の種類ごとのなり方
行政保健師
行政保健師は公務員になるので、転職するには各行政機関が実施する職員採用試験に合格する必要があります。
求人は4月に多く出されることが多く、9月に途中採用が行われることもあります。
ほかにも1年を通してさまざまな行政機関から求人が見られます。基本的に募集人数は数名なので、働きたい場所が決まっている場合には定期的に求人があるか確認しましょう。
応募条件の多くが保健師資格を有していることが前提になっているので、資格さえあれば未経験でも行政保健師への転職は可能です。
ただし、年齢制限を設けている募集も多いので確認が必要です。
産業保健師
産業保健師に転職するには、企業の採用試験に合格する必要があります。
採用試験は、一般職の社員が受けるものと同じ選考過程で、書類選考や定期性検査を経て面接があります。
産業保健師の求人数は少なく、社内に常駐させているのは一部の大手企業に限られるので、倍率はかなり高くなります。
また産業保健師の求人は、産業保健師としての業務経験があることを応募条件としていることが多いので、未経験での産業保健師への転職はハードルがかなり高いといえます。
学校保健師
学校保健師として働く場合には、各学校が出す求人から応募して選考を通過する必要があります。
学校保健師は求人数が少ないことに加えて、多くは保健師経験者、看護師としての臨床経験を応募条件としていることが多いです。
未経験での学校保健師への転職はかなり難しいといえます。 -
保健師になることができる最短ルートについて
看護大学、もしくは専門学校で卒業する前に保健師過程も修了すると、卒業と同時に看護師・保健師両方の国家試験を受けられるようになります。
これが看護師資格を持っていない方が保健師を目指す上での最短ルートです。
看護師資格がすでにある場合は、保健師養成学校1年間通うのが最短ルートです。 -
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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