公共事業とは?転職や求人応募に役立つスキル、仕事内容を解説!

公共事業とは?転職や求人応募に役立つスキル、仕事内容を解説!

公共事業とは?転職や求人応募に役立つスキル、仕事内容を解説!

公共事業について漠然としたイメージは湧くものの、具体的な事業内容については詳しくわからない方もかなり多いのではないでしょうか。
事業内容を理解することで、より興味を持てるかもしれません。
本記事では、公共事業とは何か、事業の内容や体験談、やりがいについて詳しく解説していきます。

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「公共」の「事業」とは何か

以下で、公共の事業について解説します。

【公共事業とは】
公共とは政府、省庁、地方自治体のことを指し、事業とは建設などを指します。
つまり、公共事業とは、政府や省庁、地方自治体が主体となって建設やサービスを提供する事業のことです。

【民間事業と何が違うのか】
公共事業と民間事業の違いとして、1つ目は発注者の違いが挙げられます。
公共事業は政府や省庁、地方自治体などが発注者となるのに対して、民間事業は民間企業が発注者となり工事を行います。
そして、2つ目は税金使用の有無です。
公共事業は税金を使用しますが、民間事業は民間企業が自ら資金を調達することになります。

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3つの公共事業

以下で、3つの公共事業を解説します。

【産業基盤事業とは】
産業基盤事業とは、道路や鉄道、港湾、通信施設の整備など、生産の向上を目的に行う事業です。

【生活基盤事業とは】
生活基盤事業とは、公園や上下水道の整備をしたり、住宅や学校、病院の建設をしたり、都市の改造をしたりと、国民の生活の向上を目的に行う事業です。

【国土保全事業とは】
国土保全事業とは、治山や治水、都市の防災といった国土の保全を目的に行う事業です。

政府の公共事業の費用は年6兆円「少ない?」

政府の公共事業の費用6兆円について解説します。

【政府の公共事業は年6兆円】
政府の公共事業(令和5年度当初予算)は年6兆円600億円です。
この数字だけを見れば、意外に少ない?と感じる方もいるでしょう。
全体の5.3%となっており、公共事業に使われるのは実はそこまで多いとは言えないかもしれません。

【6兆円の内訳を紹介】
6兆600億円の内訳のうち半数以上を占める3つの事業を、以下で解説します。

・社会資本総合整備事業
公共事業6兆600億円の内訳のうち、社会資本総合整備事業に使用されるのは1兆3,805億円です。
町の整備や住宅支援を目的に、社会資本総合整備事業は行われます。

・道路整備事業
新たに道路をつくったり直したりする道路整備事業には、6兆円600億円のうち1兆6,711億円が使用されます。

・治山治水対策事業
治山治水対策事業は風水害を防ぐことを目的に行われ、6兆600億円のうち9,544億円が使用されます。

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公共事業の仕事体験談

公共事業関連の転職体験談|働いてよかったこと

公共事業関連の転職体験談|働いてよかったこと
[50代 女性]

市役所の水道局で働いていて、生活基盤をつくっています。
民間ではできない仕事に携わることができるので、そこに喜びを感じていますね。
自分が世の中に貢献しているのだという気持ちになれますし、やりがいがあります。
男性だけではなく、女性も活躍できる場所ですね。


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公共事業関連の転職体験談|働いてよかったこと

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[30代 男性]

土木工事の会社に勤務しているのですが、仕事のほとんどは公共事業関係です。
社長や上司から「安定した仕事」といわれているので、安心して働けます。
仕事自体は決して楽ではありませんが、仕事を終えたときの充実感はかなりのものがあります。
この仕事をやっていてよかったです。


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公共事業関連の転職体験談|働いて大変だったこと

公共事業関連の転職体験談|働いて大変だったこと
[40代 男性]

私は建築会社で公共事業を担当しています。
役所の指示は細かいうえに厳格であり、大量の書類をつくらないといけないのが大変なことです。
それでも、社会のために働いているという感覚があるので、それをモチベーションにして仕事をしています。
安定性も高く、そういう部分では魅力的ですね。


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よくある質問

公共事業の仕事で大変なことは?
公共事業の仕事で大変なのは、責任重大でありミスが許されない変です。
ルールが厳重で、何かと厳しいのが特徴です。
そして、難しい仕事が多い点も挙げられます。
体制を整えるのが大変(ヒト・モノ・カネが必要)であり、普通の仕事とは大きく異なります。
体力的にもきつく、とても大変な仕事といえるでしょう。
公共事業の仕事に携わるには?
公務員になれば、公共事業に発注側として携われます。
それ以外には、公共事業を受注している会社に就職するという手段もあります。
簡単に仕事に携われるわけではありませんが、公務員を目指すか、公共事業を受注している会社に就職できれば、仕事に携われるでしょう。
  • 公共事業の仕事のやりがい

    公共事業の仕事のやりがいを解説します。

    【公務員:国や地域をつくることができる】
    安定性のある公務員になれれば、国や地域をつくる公共事業に携わることも可能です。
    人々の生活のために役に立てるため、非常にやりがいの持てる仕事です。

    【民間企業:国づくり、地域づくりに携わることができる】
    人が住む場所であれば、必ず公共事業が必要です。
    そのため、民間企業としても国づくり、地域づくりに携われます。
    幾度となく発生する自然災害時にも、人助けができるのが魅力です。

  • 公共事業の仕事に向いている人と向かない人

    公共事業の仕事に向いている人と向いていない人を解説します。

    【向いている人】
    公共事業の仕事に向いているのは、次のような人です。

    ・きっちりしている人
    何事にもきっちりしている人は、公共事業の仕事に向いています。
    公共事業は一歩間違えると命に関わるため、手抜きをせず、さまざまなことに一生懸命になれてきっちりしている人に最適です。
    何事にもきっちりしなければ気が済まない性格の方にピッタリです。

    ・ルールを厳格に守る人
    公共事業の仕事は、ルールを厳格に守る人にも向いています。
    数々のルールに従いながら仕事をすることになるため、ルールを守れない人だと仕事が成り立たないのです。
    そのため、社会のルールを日頃から守れるという人におすすめです。

    ・前例を重んじる人
    前例を重んじる人も、公共事業の仕事に向いています。
    これまでに築き上げてきた前例をもとにすれば、ミスなく安全に進められるからです。
    逆に言えば、前例を重んじる人でなければ、自分勝手に進めてしまう可能性が高く、危険といえます。

    ・インフラに興味がある人
    インフラに興味のある人であれば、公共事業に向いています。
    私たちの生活基盤をつくるインフラ事業は、電気やガスなどのライフラインはもちろんですが、道路や鉄道などにも関わるのです。

    【向いていない人】
    公共事業の仕事に向いていないのは、次のような人です。

    ・自由に仕事をしたい人
    個人事業主のように、自由に仕事をしたい人は公共事業の仕事に向いていません。
    あくまでチームで協力しながら仕事をすることになるので、自分一人で動けるわけではないのが公共事業です。
    そのため、自由に仕事をしたい人には不向きです。

    ・発想や独創性を重視したい人
    発想や独創性を重視したい人も、公共事業には向いてないでしょう。
    職人としてこだわりを持って仕事をしたい人であれば、さまざまな発想を張り巡らせながら仕事をします。
    しかし、公共事業の仕事はその必要なないのです。

    ・ビジネスを重視する人
    ビジネスを重視する人も、公共事業の仕事に向いていません。
    ビジネスとして割り切るのではなく、人々のため社会のために貢献できる人が必要とされます。
    そのため、ビジネスを重視する人には向いていないでしょう。

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