就職活動のやり方は？就活の進め方や成功するコツを解説

現在の就職・採用活動のスケジュールは以下のようになっています。

【卒業・修了年度に入る直前の３月１日以降】
卒業・修了年度に入る直前の３月１日からは広報活動開始が開始されます。
各企業が企業説明会やOB・OG訪問などを通して就活生にさまざまな情報の提供を行います。
会社説明会や業界セミナーは対面形式が行われる他、近年はオンラインで実施している企業も多いです。
一部の企業ではこの時期に筆記試験や面接を開始するところもあります。

【卒業・修了年度の６月１日以降】
卒業・修了年度の６月１日からは採用選考活動が本格的に開始されます。
ただ採用の時期についてはあくまでも目安であり、自社に合った学生を見つけるために採用活動を継続して行う企業も多いです。

【卒業・修了年度の１０月１日以降】
政府の方針で10月以降にならないと内定を出すことができないため、卒業・修了年度の１０月１日以降の日が正式な内定日になります。
9月までに選考で合格した学生については「内々定」というかたちで出されることになります。
この時期には内定式が開催され、内定承諾書の受理や他の内定者との交流などが行われます。
企業によっては10月以降も選考活動を継続して行っているところもあります。

基本的には就活は以下のようなスケジュールで進めていきます。

【6～2月のスケジュール】
2月以前には夏にサマーインターシップ、秋から冬にかけてオータム・ウィンターインターシップなどインターンシップを開催している企業があります。
日程に余裕があれば、興味のある業界の企業が開催しているインターンシップに参加してみて、働くモチベーションを高めておくといいでしょう。
就活を始めるにあたってはまず業界・企業研究を行います。
同時に自己分析をしてみて、どんなことに興味・関心があるのが、自分にどんな強みがあるかなどを知っておくとこれからの面接の準備が進めやすくなります。
企業側でもオンラインなどで会社説明会を開催しているところもあるので、積極的に情報収集をしておきます。

【3月のスケジュール】
3月には就活が本格化して、企業エントリーが開始されます。
直前になってエントリーシートを提出するために急いで企業研究を行う人もいますが、付け焼き刃の対策ではとても難しいので、企業研究や自己分析は計画的に行うことが大切です。
3月１日からは企業の採用サイトもオープンして、合同ないしは個別の会社説明会が開催されます。
2月までに行った業界研究や自己分析の結果に基づいて、気になった企業の情報を収集しておきましょう。
一部企業では3月以降に選考を開始するところもありますので、志望する企業の選考開始時期はいつか確認しておくことが大切です。

【6月のスケジュール】
6月からは多くの企業で本選考がスタートします。
面接対策などこれまでにやってきたことをしっかり見直し、納得できるように就活に取り組みましょう。

【10月のスケジュール】
10月以降になると内定ないしは内々定が出始めて、多くの企業で内定式が開催されます。
内定式の際も身だしなみやビジネスマナーに注意を払うことが大切です。
また10月以降でも採用を続けている企業は多いので、就活を続けている方は積極的に選考を受けてみましょう。

企業の面接では自己分析や業界研究、エントリーシートの作成などすべきことがあります。
出来るだけ早いうちから着手しておけばライバルとの差をつけることができます。

【自己分析】
自己分析とは、自分がどのような正確なのか、どんなところが強みであるかを理解するために、過去の経験や考え方を整理してまとめることです。
今まであった重要な出来事でどのような決断をしたのか、どういった場面で心を揺さぶられたのか、そうしたことを振り返ることでおのずと自分の特徴がわかってきます。
自己分析によって自分の特徴を言語化することによって、面接で自分自身のことを伝えやすくなります。
取り組むにあたっては自分に素直になることが大切です。
先入観にとらわれず、さまざまなところから自分自身を見つめ直してみましょう。

【業界研究】
就活においてやらなければならないことの一つが業界研究です。
世の中には数多くの企業があり、その中から自分が受ける企業を選ばなければなりません。
業界研究をきちんと行うことで、受ける企業を決めやすくなる上、面接で重要な志望動機もはっきりしてきます。
業界研究をする際も先入観にとらわれないことが大切です。
先入観を気にせずに行うことで、自分のイメージとは違った業界の一面が見えてきます。

【企業研究】
企業研究では自分が選考を受けようとする企業のホームページやパンフレットなどで情報収集をします。
他にも、その企業に関する認識を深めるために採用説明会やインターンシップにも参加してみます。
企業研究で重要なことは、その企業が自分に合っているかどうか確かめることです。
企業ごとにそれぞれ異なる文化（社風）があります。
ホームページや説明会などで社員の方の言葉や内容に注目し、求められている人物像と自分自身が合っているか確かめましょう。

【筆記試験・エントリーシート・面接対策】
選考にあたってWebテストによる筆記試験を課している企業も多いです。
筆記試験には能力検査と性格検査の2種類があり、能力検査では計算力や読解力などが問われます。
問題自体はある程度パターン化されているため、早めに問題集に取り掛かることで高得点が取りやすくなります。
エントリーシートの提出は3月までが期限のところが多く、余裕を持って作成に着手する必要があります。
足切りとしてエントリーシートを見る企業もありますので、しっかりと仕上げる必要があります。
企業によっては4月から選考を始めるところもありますので、エントリーシート作成と同時に面接対策もしておきます。
面接に頻出する質問の回答をわかりやすくまとめておくのはもちろん、面接練習をしておくと本番で受け答えがしやすくなります。

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