巡回警備・常駐警備の仕事内容とは?違いや資格の必要性、転職時の志望動機の例なども解説

巡回警備・常駐警備の仕事内容とは?違いや資格の必要性、転職時の志望動機の例なども解説

巡回警備・常駐警備の仕事内容とは?違いや資格の必要性、転職時の志望動機の例なども解説

警備員の仕事には、「巡回警備」や「常駐警備」などの種類があり、仕事内容にも違いがあることをご存知ですか。
今回は、警備職への転職を検討している方に向けて、「巡回警備」と「常駐警備」の違いや資格の必要性などを紹介します。
転職する際の、志望動機の書き方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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巡回警備・常駐警備とは

巡回警備と常駐警備は、それぞれ役割や仕事内容が違います。
それぞれの特徴を確認しましょう。

【巡回警備とは】
巡回警備は、施設内を巡回して建物・設備や、施設内の人に異常がないか確認する仕事です。
主な勤務先は、オフィスビルや商業施設、病院、工場、駐車場と幅広く、巡回の頻度や時間、コースは勤務先の規模などで決まっている事が多いです。
防犯上、巡回頻度や場所をランダムにすることもあります。

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【常駐警備とは】
常駐警備は、施設内に常駐しながら警備を行う仕事です。
常駐警備の勤務先は、オフィスビルや商業施設、病院、工場など屋内がメインとなります。
勤務先によっては、通常の常駐警備以外の業務も兼務する場合があります。

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巡回警備・常駐警備の仕事内容

巡回警備と常駐警備は、具体的にどのような仕事をするのでしょうか。
それぞれ分けて紹介します。

【巡回警備の仕事内容】
巡回警備は、勤務先である施設の巡回を行います。
建物・設備に、破損がないかのチェックや、施設内で異常やアクシデントがないかチェックすることが主な仕事です。
特に、商業施設の場合、防犯目的で警備員が目立つように巡回することや道案内、迷子の対応を行うケースもあります。
勤務先により、巡回ルート・時間・頻度が異なり、夜勤が入る場合があるので変則的なシフト制の中で働くことになるでしょう。

【常駐警備の仕事内容】
常駐警備は、人・車の出入りや管理が主な仕事です。
1ヶ所に留まり、警戒・監視をする方式や、防犯カメラのモニターで監視する方式などがあります。
また、監視以外にも落とし物の受付・管理を行うことが多いです。
勤務先によっては、夜勤や土日・祝日の勤務もあるため、2交代以上の不規則な勤務形態・24時間勤務になる場合もあります。

巡回警備・常駐警備の仕事に資格は必要?

警備員の仕事を始めるにあたって、事前に必要な資格などはありません。
しかし、未経験者の場合は、事前に「新任教育」という研修を20時間以上受講する必要があります。
経験者の場合は、「現任教育」という研修を10時間以上受講しなければなりません。
また、警備業法で定められている「警備員の欠格事由」に該当しないことが条件です。
下記の要件に該当している場合、警備の仕事はできないので注意してください。

・18歳未満
・破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
・過去に禁固以上の刑または警備業法の規定に違反し罰金刑となり、処分から5年以上経過していない者
・直近5年間で警備業法に違反した者
・集団・または常習的に警備業の規則に掲げる罪にあたる行為を行う恐れがある
・暴力団員と関わりがある
・アルコールや薬物の中毒者
・心身に障害を抱え、警備業務を正しく適切に行うのが難しい者

巡回警備の仕事体験談

常駐警備の仕事の転職体験談|働いてよかったこと

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[30代 男性]

昔から、一つの作業を淡々とこなしていくことが得意でした。
そのため、常駐警備のように業務内容がある程度ルーティン化されており、決められた業務を行う常駐警備の仕事は自分に合った仕事だと思います。
自分が常駐しているオフィスビルで働く方々に、感謝されるのもやりがいの一つです。

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巡回警備の仕事の転職体験談|働いてよかったこと

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[40代 男性]

若い頃から、陸上や柔道などさまざまなスポーツをしていたため、体力には自信がありました。
それに、デスクワークでの仕事よりも、体を使って仕事をする方が性分に合っていると思ったので巡回警備の仕事に転職しました。
最初は不安もありましたが、比較的すぐに業務に慣れることができたので今は安心して仕事をすることができています。

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巡回警備の仕事の転職体験談|働いて大変だったこと

巡回警備の仕事の転職体験談|働いて大変だったこと
[40代 男性]

体力に自信がなかったのですが、警備員の仕事に興味があったので思い切って巡回警備の仕事に挑戦しました。
巡回ルートを、何度も歩き回るので体力に自信のない自分にはやはり大変でした。
しかし、日々の巡回警備を繰り返すことで運動不足が解消され、体力もついてきたので今では業務の負担や難易度を感じることなく仕事ができています。

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よくある質問

巡回警備・常駐警備の他にどのような警備の仕事がありますか?
警備の仕事は、大きく分けて1号警備業務から4号警備業務に分かれています。

・1号警備業務…施設警備業務・巡回警備業務・保安警備業務・機械警備業務
・2号警備業務…交通誘導・雑踏警備業務
・3号警備業務…運搬警備業務
・4号警備業務…身辺警備業務
巡回警備・常駐警備の仕事にはどんなメリットがありますか?
巡回警備や常駐警備の仕事には、それぞれ下記のようなメリットがあります。

【巡回警備のメリット】
巡回警備のメリットは、主に「一箇所に留まらなくていい」「達成感を感じられる」という2つが挙げられます。
巡回警備は、施設内を移動しながら警備し、突発的な事故や事故の対応をするのが主な仕事です。
そのため、1カ所に常駐するのが辛い方や、体を動かすことが好きな方はストレスなく仕事ができるでしょう。
また、何事もなく平穏に仕事を終えた日は、達成感を感じられます。
特に、商業施設で働く場合、自分の働きがお客様の安全につながるので、高いモチベーションを維持したまま働けるでしょう。

【常駐警備のメリット】
常駐警備のメリットは、「体力的な負担が少ない」「忙しい時間が少ない」などがあります。
常駐警備は、基本的に1ヶ所に常駐し、入退室の管理・防犯カメラの監視などを行います。
そのため、巡回警備のように、施設内を移動することがほとんどなく、体力面における負担が少ないです。
体力に自信がない方や、高齢の方でも働きやすいでしょう。
また、常駐警備は施設内で、事件や事故が起きたときの対応が主な仕事です。
常に事件や事故が、起きるわけではないため、忙しさに追われずに働けます。