未経験から施工管理を目指せる！仕事内容や給料、転職や求人応募に役立つ資格を解説

施工管理技士の資格は、そもそも1年以上の実務経験がないと受験資格がありません。
つまり、未経験でも目指せるのですが、施工管理技士の資格を取得する場合、施工管理の仕事を1年以上続ける必要があります。
また、資格がなければ勤務できない現場もあるので注意しましょう。
未経験で入社すれば、最初から管理を任されることはないため、先輩に仕事の流れを教えてもらい覚えていくことになります。
教えてもらったことを忘れないようにし、着実にステップアップしてきましょう。

施工管理の転職求人を探す

施工管理の仕事内容として、下記が挙げられます。

【原価管理】
原価管理とは、予算の範囲内で工事を完了できるように、人件費や材料費などを計算して管理する仕事です。
原価次第で、利益率が変化するため重要な仕事といえます。

【品質管理】
品質管理とは、工事に使用される材料が設計図面の品質基準を満たしているかをチェックし、工事完了後の品質を守れるように工事過程の写真を記録する仕事です。
一定の品質を保つためにも、品質管理の仕事は重要です。

【工程管理】
工程管理とは、工事を予定通り進められるように職人や必要機材を手配して、現場での指示を出す仕事です。
スムーズに工事を進めるために、工程管理は大切な役割となります。

【安全管理】
安全管理の仕事では、職人や周辺住民を危険から守るために安全対策を行い、工事について周辺住民に説明をします。
さらに、ヒヤリハットの分析も行います。

施工管理の仕事でキャリアアップしていく場合、下記の資格があれば有利です。

【建築施工管理技士】
建築施工管理技士は1級と2級があり、合格率が30～40％前後と若干難易度の高い資格です。
建物の建築工事の管理を任せられるため、取得できれば非常に仕事で役立ちます。
一次検定では施工管理の基礎知識があるかの判定をし、二次検定では実務経験に基づき知識や能力があるかを判定するための試験を行います。

【土木施工管理技士】
土木施工管理技士は、道路や橋、トンネル、河川など土木工事の管理をします。
土木施工管理技士も1級と2級があり、土木工事に関心がある方は、ぜひ資格取得を目指してみてください。

【電気工事施工管理技士】
電気工事施工管理技士は照明や変電設備、送電設備、配線、信号など、電気設備を新設、改修する際に、電気工事の施工管理を行います。
電気工事施工管理技士も1級と2級があり、技術者としてキャリアアップしたい方に最適です。

【管工事施工管理技士】
管工事施工管理技士は、冷暖房や空調の設備、上下水道設備、ガス配管など、配管設備を新設、改修するときに必須となる資格です。
管工事施工管理技士も1級と2級があり、取得できれば転職で有利になります。

【電気通信工事施工管理技士】
電気通信工事施工管理技士は名前からも想像できるように、インターネットや電話、防犯カメラなどの通信設備を新設、改修するときに必須となる資格です。
需要が多く欠かせない仕事ですので、資格があれば、仕事の幅が広がります。
電気通信工事施工管理技士も、1級と2級があります。